Amazonにて、CPUにTwin Lake N150、メモリ 16GB / SSD 512GBの「FIREBAT」ミニPCが 17,858円で販売されています(2025年8月10日現在)。
サイズは10 x 10.2 x 3.6cmと、通常のミニPCよりもコンパクトなため、メモリは1スロット、SSDを増設できず、USB Type-Cを未搭載と控えめな機能であるものの、メモリ 8GB / SSD 256GBと同水準未満の価格は大きな魅力です。
スペック
「FIREBAT」のブランド名を初めて見聞きする方も多いと思いますが、海外通販のAliExpressでは、ミニPCが今ほど人気となる以前から、ノートPCやミニPCを展開しています。
冒頭に記載のとおり、機能は控えめであり、SSDはSATA接続となりますが、メモリ 16GB / SSD 512GBで 17,858円は驚きの価格です。
▼スペックは下表となります。映像出力ポートとして、DisplayPortを備えていることも特徴の一つです。
CPU | Twin Lake N150、4コア 4スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 2666MHz、1スロット |
ストレージ | M.2 SATA SSD 512GB、SSDの増設不可 |
WiFi | WiFi 5 |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB-A 3.2 x 2、USB-A 2.0 x 2、HDMI、DisplayPort、RJ45 有線LAN、3.5mm イヤフォンジャック |
サイズ | 100 x 102 x 36mm |
OS | Windows 11 |

▲▼Twin Lake N150を搭載するミニPCは、上の記事にて実機レビューしています。ベンチマークスコアと体感レスポンスは、Alder Lake N100 / N97 / N95、Core i5-8250U / 8350Uと同水準。Web サイトのブラウジングや動画視聴、在宅勤務のExcelなどでは、遅さを感じることなく動作します。
なお、本製品と上の記事の製品とはデザインは違いますが、サイズとポート類・ポート類の配置は同じであり、同仕様のデザイン違いと思われます。
▼USB Type-Cを未搭載ですが、コンパクトな筐体にUSB-Aを4ポート搭載しています。また、同クラスのミニPCでは、HDMI x 2ポートの構成となる製品が多いなか、DisplayPortも装備しています。
▲▼下の写真は、上記でも引用のこちらの記事にて実機レビューのN150 ミニPCです。ポート類の配置が同じことから、同仕様のデザイン違いであることがわかります。なお、HDMIの右上にスライドボタンがありますが、これにより天板が簡単に開き、メモリ・SSD スロットにアクセスすることができます。
価格情報
2025年8月10日現在、Amazonでは 冒頭に記載のとおり、メモリ 16GB / SSD 512GBのセットモデルが 17,858円での販売です。メモリ 8GB / SSD 256GBで2万円台の製品もあるなか、この価格はかなり割安です。なお、文中に記載していませんが、省電力のCPUでもあり、静音性も保持しています。
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