Jumperより、Gemini Lake N4100 を搭載するミニPC「EZBox N4」がリリースとなりました。EZBoxシリーズとしては Core i3-5005Uを搭載のEZBox i3に続く第2弾となりますが、EZBox N4の2019年7月13日時点の通常価格は 199.99ドルですが、文末のクーポン利用により159.99ドルに。この価格はかなり安いですね。
EZBox N4のスペック
GearBestサイトの仕様ではApollo Lake N3450との記載もありますが、上の製品紹介画像と「N4」とのネーミングからも Gemini Lake N4100搭載で正解。そのスペックは以下となります。なお、GearBestサイトの2019/7/13のスペック情報はApollo Lake N3450と混同しているように思われ、Gemini Lake N4100ベースに一部を修正しています。
- CPU : Gemini Lake N4100
- GPU : Intel HD Graphics 600
- メモリ : 4GB
- ストレージ : 64GB eMMC、2.5インチ HDD / SSDを増設可能
- WiFi : 11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : USB Type-C、USB2.0 x 2、USB3.0 x 2、HDMI、VGA、有線LAN
- サイズ : 17.00 x 13.34 x 3.49cm、重さ 0.420 kg
Gemini Lake N4100搭載機としては、機能・ポート類ともに一般的。M.2 あるいは mSATA SSDスロットの記載が見つからないのですが、2.5インチのSSDへ換装できるために、同スロットがなくとも困ることはないでしょう。以下の記事のとおり、2.5インチ SSDもかなり安価で販売していますので。
▼もちろん、他のミニPCと同様に2.5インチのHDD / SSDを増設可能。おそらく、USB接続ではなくSATAポートへの接続だと思いますが、その場合には起動ドライブの換装も可能。
▼USB 3.0 / 2.0が合計 4個にUSB Type-Cもあるために拡張性は十分。USBポートが前面・背面に備えているのは重宝します(背面のみにUSBポートがあるミニPCも多くなっています)。
▼ボディはプラスチック製ですが、内部の熱を逃がすスリットが少ないような感覚。Gemini Lake N4100の場合には排熱にそれほど気を遣う必要もないのですが、サイズは最長17cmとミニPCとしては大きめでもあり、大きなヒートシンクで効率的に冷却しているでしょう。
EBox N4の競合機種
やや気になるのが、「JumperがリリースするミニPC」という点を除いては、大きな特徴がなく価格も含めて一般的なミニPCであること。Gemini Lake N4100 / 64GB eMMC搭載機での競合機種は、ズバリ 以下のBeelink N41とChuwi GBox。
Beelink N41は2019年初のリリース、GBoxはリモコン付と付加価値もあるのですが、Jumper N41は後発ながらも一般的なのが気がかりです。
現在 購入するなら(200ドル台の場合)、以下のCore i3-5005Uを搭載するJumper EZBox i3、Chuwi GT Box、ELOBAL M3あたりのコスパ度が優れているとの感覚もあります。
ただし、クーポン GBCNEZBOX01の利用により、159.99ドルとなればコスパ度は最強に。
▼2019年7月13日時点のGearBestでの通常価格は199.99ドルですが、クーポン GBCNEZBOX01の利用により159.99ドルに。
コメント