Amazonでも販売のJumper EZBook 3 Pro,3SEの特徴を実機レビューからまとめてみた | Win And I net

Amazonでも販売のJumper EZBook 3 Pro,3SEの特徴を実機レビューからまとめてみた

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何気なくAmazonを巡回していると、いつの間にかJumper EZBook 3 Pro / 3SEが販売されています。EZBook 3 ProをメインPCとして使用し、また、中国製のPCを複数レビューした私ですが、とりわけ両者とも私のお気に入り。「Amazonで販売されているからには、コメントせずにはいられない」ということで、Amazonに記載の製品情報などについての補足です。

 

※冒頭の写真はJumper EZBook 3 Proです。

Jumper EZBook 3 Pro

▼過去記事より再掲のEZBook 3SE、EZBook 3 Proのスペック比較です。

 

国内外で人気・評価の高いJumeper EZBook 3 Pro。CPUはCeleron N3450、メモリ6GBとライトユースではそつのないスペックに、アルミ製のボディで質感の高いもの。

私は同じく中国製のEZBook 3 Proよりも価格帯が上の製品の実機操作・レビューもしましたが、キーボードのタイピング感も含めEZBook 3 Proがより扱いやすいことも。

後述のEZBook 3SEではAmazonの製品紹介がしっくりこない点、誤植もあるのですが、EZBook 3 Proの製品紹介は海外通販サイトに記載の情報と概ね同じです。

 

▼EZBook 3 Proのレビュー記事

Jumper EZBook 3 Pro 外観レビュー、アルミ製ボディで家族も唖然、評判どおりの質感の高さ

写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較

Jumper EZBook 3 Proにて、5種のベンチマークを測定してみた

 

上記リンク先、それ以外にもEZBook 3 Proの記事を多数投稿していますが、私の約半年のEZBook 3 Proの使用感をポイント整理すると以下となります。

  • 外観・デザインは、Chuwiなど他社の上位機種と比べるとタッチパッド・キーボードにコストカットの形跡はあるのですが、この価格帯(私は2万円台半ばで購入)としては、アルミ製のボディの質感は上々。「写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較」のとおり、ボディ自体はMacBook Airと遜色ありません。
  • レスポンスにおいては、Webサイト閲覧、オフィスソフト、動画視聴などのライトユースでは十分。
  • キーボードのタイピング感は、最初はやや滑る感覚があったのですが、慣れてくるとストロークの軽快さと適度な打鍵音など入力しやすいものです。他の中国製PCのキーボードはやや違和感を感じるほど。
  • ディスプレイは欧米人好みの寒色系ですが、明るさ・視野角ともに十分。また、手持ちの他のPCのディスプレイはグレア液晶が多いため、ノングレアのディスプレイには癒されます。
  • 他の多くの中国製PCと同様に、SSDを簡単に増設可能です。

なお、EZBook 3 Proはユーザーの意見を反映してか、バージョンアップを重ね、現在はバージョン4となっています。私のバージョン3では、タッチパッドのジェスチャー機能がない・タッチ感覚がよくないのですが、現バージョンでは改善されているようです。

良い点ばかりを掲載しましたが、多く中国製PCと同様に以下の対応で苦労することもあろうかと思います。

  • 英語キーボードに不慣れな方は最初は扱いにくいかも。ただし、後述の英数・かな変換のソフト導入により、私は日本語キーボード以上に快適に使用しています。
  • 日本語化の設定で時間を要することも。
  • 後段のEZBook 3SEも同様ですが、タイピング中にタッチパッドに触れてしまい、思わぬ動作を招くことも。このため、私はタッチパッドの機能をオフにしマウスを多用しています。

 

▽上記の対応での関連記事

英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境

Win 10 設定画面の日本語化ができない意外な原因、日本語化できた設定

 

(2018年9月4日現在、Amazonはリンク切れのため未掲載)

 

▼2018年8月4日時点でのGearBestの価格情報
Gearbest Jumper EZBOOK 3 PRO
Jumper EZBOOK 3 PRO

GearBest 関連記事

 

写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較 より。上はMacBook Air 11、下はJumper EZBook 3 Pro

Jumper EZBook 3SE

Geekbuyingでは2万円未満で購入できることが多い3SE。Amazonでは、Microsoft Office2010付で販売しており、その価格の是非はさておき、Amazonでの製品情報の表示がおかしい箇所もあるために補足です。

  • 「狭額縁ベゼルレス」とありますが、これはもちろんベゼルレスではない「狭額縁」となります。中国製PCのなかでは極端に狭いことはないのですが、多くの国内製品と比較するとベゼルは狭くスタイリッシュです。
  • CPUはAtomとCeleron N3350と2つのCPUが混在して記載されていますが、Celeron N3350となり、ベンチマークではAtom Z8350よりもやや優位です。ちなみにメモリは3GBです。

 

13.3型IPSで2万円未満、EZBook 3SEの外観レビュー。3 Proとの比較も

Jumper EZBook 3SE、Celeron N3350搭載機のベンチマークを実測。Z8350、N3450搭載機との比較

2万円未満でも十分使える、Jumper EZBook 3SE 実機の総括レビュー

 

▲▼3記事にわたり実機のレビューを投稿していますが、私が認識するJumper EZBook 3SEの特徴は以下となります。ここは、Microsoft Office 2010を付けて価格を上げるよりも、ソフトなしで安価に販売したほうが、より販売数が増えると思うのですが。

  • 人気のEZBook 3 Proよりもスペックを落とし、また、3 Proがアルミ製ボディである一方、3SEはプラスチック製のボディとし、価格を抑えるべく随所にコストカットの形跡があります。
  • プラスチック製ボディであるものの、質感はわるくはありません。
  • CPUのCeleron N3350、メモリ 3GB、ストレージであるeMMCは、Webサイト閲覧、オフィスソフト、動画視聴などのライトユースでは十分。これらの用途では上位機種のレスポンスとそん色ありません。
  • ディスプレイはIPSパネルであり、発色・視野角ともにエントリー機(海外通販では2万円未満)としては十分です。
  • キーボードは英語キーボード、タイピング感はやや硬めですが(3 Proのキーボードとは別物)、英語キーボードに慣れると国内製品と大きな違和感なくタイピングできます。
  • 全般的には、Microsoft Office 2000なしとし、海外通販プラスαの価格であれば買いなのですが、Office 2010が付属してのAmazon価格は何とも微妙。

 

(2018年9月4日現在、Amazonはリンク切れのため未掲載)

 

▼こちらはGeekbuyingでの価格。Office 2010なしで19,573円。

Geekbuying, Jumper EZBook 3SE
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まとめ

中国製PCのなかでも特にコスパの高いJumper EZBook 3 Proと3SE。Amazonでも流通していることもあり、あらためて両機種の特徴を整理しました。

3SEも2万円未満と安価なものですが(Amazonでの販売品ではなく、Geekbuyingでの販売価格)、十分に実用的。ただし、質感も含めるとやはり3 Proのコスパ度が優位であり、私としては断然 3 Proがおすすめ。

購入を検討する場合、安心なAmazonとすべきか、安価な海外通販とすべきか悩ましさがあるかと思いますが、中国製PCはメーカー・販売店のサポートに頼らず(サポートが弱いため)、自分でネットにて情報を集め対応する必要もあることから、安価な海外通販の選択肢も十分にありです。

 

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