冒頭の画像は、上がMacBook Air 11、下がJumper EZBook 3 Proですが、MacBook Air 13の忠実なクローン機である Jumper EZBook 3 Proが、Banggoodにて久々にセール対象となっています。デザインや、デフォルトのストレージがeMMCであることなど(ユーザーでSSDに換装可能)、スペックとして多少古さも感じる製品ですが、全面アルミ製のボディなど、いまだに魅力なEZBook 3 Pro。
Jumper EZBook 3 Proの特徴、使用感
2017年〜2018年にかけて、私はこのEZBook 3 Proをメイン端末として利用していましたが、以降は我が家の大学生がレポート作成やWebサイト閲覧用として利用しています。13.3インチのIPSパネル、CPUはApollo Lake N3450、メモリ 6GB、ストレージは64GBあるいは128GBのeMMCとなりますが、その他の特徴や使用感は以下です。
- ボディは全面アルミ製。2018年以降のPCは全面アルミ製としながらも、キーボード面のみプラスチック製の製品が多いのですが、本製品はMacBook Airと同様に全面アルミ製で質感はMacBook Airと遜色ありません。
- ただし、キーボードのキーの質感はMacBook Airより劣り、安価な国産ノート並み。
- デフォルトのストレージはeMMCですが、2242サイズのM.2 SSD (120GBの場合、Amazonでは3,000円台で販売しています)に簡単に換装可能。
- Apollo Lake N3450の体感レスポンスは、Word、Excelでのレポート作成や、Webサイト閲覧では、第5世代以降のCore iシリーズなどの上位機と比較しない限りは、極端に遅いと感じることはありません。
- 少なくとも、Atomを搭載するPCやJumper EZBook X3よりは、ワンランク上のレスポンスです。
▼キーボードのキーの質感はMacBook Airに劣るものの、それでも安価な国産ノートと同水準です。
▼古い記事ですが、詳細については以下の記事を参照ください。
- Jumper EZBook 3 Pro レスポンス / 使用感のレビュー、これで2万円台とは驚愕のコスパの高さ
- 写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較
- Jumper EZBook 3 Pro、2年使用後の再レビュー。今でも人気継続の理由は質感の高さとコスパの高さにあり
- Jumper EZBook 3 ProにSSD M.2を取付、eMMCとのパフォーマンス比較
2020/2/22時点のセール価格
2/28日を期限とする(期間延長になるように思います)Banngoodの価格は以下となります。Amazonでは約4万円と割高ですが、Banggoodでは1万円以上安くなっています(Amazonはどこよりも高いのですが)。
▼為替レートにより多少変動しますが、eMMC 64GB版の価格は 229.99ドル(26,021円)、128GB版は259.99ドル(29,415円)。2/28までですが、期間延長となるように思います。
▼EZBook 3 Proに取付可能な M.2 SSDは、240GBでも約3,900円と安価。
コメント
このJumper Easybookを使いだして早3年目、最近のキーボード打刻感がおかしいと思ったら
何と中のiイオンバッテリー全体に膨張してパンパンになっているではありませんか?
取り急ぎの応急措置として裏蓋を開けて、パンパンに膨張してる右側のアルミ防湿袋に小穴
を開け、エア抜きして再度防湿用に粘着剤付きアルミ箔で処理して元の状態に戻して使用中。
本バッテリー自体は交換用がAliexpress等で交換用に¥5000弱くらいで販売されているみたいですね。そういえば、最近充電性能の劣化が激しく、コンセントにつないでいない状態だと2時間も持たないくらい劣化激しいのも事実。
ま、元々の値段が¥26000くらいでGetした性能からしてこんなもんですかね?
交換自体はマイクロねじ4本外せば5分で完了しますから簡単なのはいいんですけどね。
AliExpressで確認すると、EZBook 3 Proのバッテリーやキーボードは、それぞれ30ドル前後で販売されています。
バッテリーの膨張のエア抜きとは、なかなかの荒技ですね。
私はしばらく、EZBook 3 Proを使用していないのですが(息子に貸し出し中)、バッテリーがヘタってもバッテリーを交換することはないと思いますが(中古で購入のThinkPad 数台のバッテリーは、多々交換していますが)、
全面アルミ製のEZBook 3 Proは貴重な製品のため、その他が壊れた場合には、ある程度の保守はするかも。
とにかくLi-イオンバッテリーは湿度というか吸湿あるいは給水はアルカリ希土金属原子特有の水と激しく反応して時に発火するので要注意した方がいいんですけどね。世の中の大半の
発火騒ぎの大半は、この吸湿処理の失敗によるものと言われていますから。。そういう意味ではナトリウムも同じです。
この手の高密度で電気(電子)を蓄えやすい金属は熱を持ちやすいので、どの世界のエンジニアもこの発熱による放熱と防湿処理を両立させるために苦労してるんです。
ましてや、大陸性のPCはこの手に防湿処理が全く持って甘く、アクリル系粘着剤付きアルミ箔でせいぜいサンドイッチするのが関の山。
案の上、こいつもばらしてみれば同じでした!(笑)
ま、本気でこのあたりに金をかけるコストが結構かかるのでわかるんですけどね。それにしても、この手の処理辺りはさすがに日系メーカーはちゃんとやってますから。。
一つの記事になりそうな、詳しい情報をありがとうございます。勉強になりました。
過去記事で掲載の、中国製PCの内部の状況を振り返ってみると、確かにドンキの某UMPCやCHUWIの某2 in 1など
同じような造りになっていると思えるものが散見されます。
AliExpressで販売のバッテリーも、アルミ箔っぽいの製品も多そうですし。