相変わらず 安さ爆発の中国直販系のミニPC。何度か紹介している EGLOBAL M3と同型モデルのベアボーンのうち、第7世代のCore i3-7100Uを搭載するモデルが約18,000円で販売されています。格安機ながらも、アルミ製ボディでファンレス機。搭載可能なSSDはM.2ではなくmSATA、あるいは2.5インチ SSDとなりますが、お手持ちの、あるいは格安のパーツを装着し、安価でミドルレンジのPCを組み立てることができます。
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製品の概要
今回紹介の製品は、AliExpressでは複数の販売店から異なるブランド名で販売されています。販売店により、ベアボーンの有無や、組み合わせるCPUとメモリも多少異なりますが、一般的な事例は以下。
ベアボーンの事例は「no WiFi」となっており、別途 WiFi モジュールを購入するか(プラス 7ドル)、有線LANでのネットワーク接続となります。
▲CPUは、第4/5/6世代のモバイル用 Core iシリーズを選択可能。
▲Geenkbench Browserから抽出の、CPUベンチマークスコア。上から順に、Core i3-7100U、Core i5-7200U、Core i3-5005U。
この3種のCPUのうち、私が所有するのは Core i3-5005Uですが、エントリークラスのGemini Lake N4100と比較すると、よりサクサクと動作します。今回紹介のベアボーンのCore i3-7100Uは、もちろん Core i3-5005Uより優位のため、普段使いとしては十分です。
▽Core i3-5005Uを搭載するPCのレビュー記事はこちら。
- Jumper EZBook X4 Pro レビュー、実機 ベンチマークスコアとシステム情報
- Chuwi GT Box 実機レビュー、ベンチマークと第一印象編。Core i3 5005U、上位機のボディ流用により「買い」で間違いなしのミニPC
▼HDMIは一つのみですが、USB x 6、VGA、有線LANと充実したポート類。
▲アルミ製のボディにヒートシンク状の天板と、全体で冷却することによりファンレスを実現。CPU、メモリ、SSDのセットモデルを購入した方からいただいたコメントでは、使用時にはボディ全体に熱を感じるものの、排熱を気にするほどではないとか。
▼メモリの最大搭載量は8GBとなっていることにも、注意が必要です。私の場合、メモリを多用する使用は、せいぜい Chromeのタブを20個開ける程度。私の使い方では、メモリ 8GBあれば十分。
▲取付可能なSSDは、mSATAと2.5インチ SATA。M.2 SSDが主流の現在では、選択肢が少ないmSATAですが、Amazonでは M.2 SSDと変わらない価格で販売しています。また、ベンチマークスコアも M.2と同水準です。
価格情報
2020年2月14日現在、Core i3-7100U ベアボーンのAliExpressでの価格は160.49ドル(送料無料)、日本円換算では17,888円。
メモリ 8GB、SSD 120GB、Windows 10 プレインストールのセット品は 25,896円。中国直販系ならではの価格です。
▼こちらは、ベアボーンに約1万円でメモリ・SSD・Windows 10 Proを組んだ製品の実機レビュー。
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