先日の記事「DG-STK3、もっと早く購入すべきだったStick PC。Core 2 Duo機との体感比較レビュー」にて、Windows 10のStick PCであるDG-STK3を紹介してから約1カ月半が経過しました。
ライトな作業なら、そのレスポンスに大きな問題もなく、今や私のメインPCと言ってもよいほど使い込んでいます。前回は購入直後のレビューでしたが、それ以降、小さな課題もみえてきたため、あらためてレビューします。
Stick PCの使用事例
CPUに一世代前のAtomを使用しているため、動画を観るには非力なDG-STK3ですが、家族でWebサイトをテレビ画面で観るなど、主な使い方は人それぞれかと思います。
予想される使い方事例としては、以下のとおり。
- 私のようにコタツで暖まりながら、テレビの大画面でWebサイト閲覧、軽めな作業をしつつ、テレビ画像を子画面で表示しながら(子画面表示の可能なテレビの場合)使用。
- グラフィックスに弱いため、負荷のかかるものには向きませんが、Youtubeなどの軽めな動画鑑賞。
- 受験生の方には、予備校の映像授業をWebで受講できるなら(我が子の通う東進衛星予備校はできます)、テレビの大画面で受講。予備校の授業以外にもリクルートの受験サプリもいいですね(試していませんが、スペック的にも、ファンレスであるため排熱的にも、長期時間の視聴に耐えうるか、要確認です)。
- また、持ち帰り仕事で、エクセルなどオフィスソフト程度であれば、Stick PCのスペックでも十分です。
3つめの、予備校の授業をテレビの大画面で受講は、書きながら思いついたのですが、これは良さそう。パソコンで観るのもよいですが、パソコンと大画面の液晶テレビとの比較では、視認性の良さのみならず、音質も違いますし。
▼私がよく行うスタイルですは、赤枠の部分にテレビ画像(ニュースなど、画像に集中する必要のないもの)を表示しながら、サイト編集を行うこと。
1ヶ月半使用しての再レビュー
さて、この寒い季節は、デスクトップPCよりも、コタツで暖まりながらテレビ画面で作業できるStick PCの出番が多くなっていますが、当初感じなかった事項もあるため、以下の記事に追記の意味での一口コメントです。
- CPUが非力なため、Google Chromeにてタブを10個程度開いていたり、画像編集(ブログ向け画像の縮小・圧縮など軽めなもの)を行っている際、時々レスポンスが遅いかな、と感じることあり。メモリは2GBのうち、90%近くを消費していることもありますが(主にChrome)、極端にレスポンスが落ちることもなく、持ち堪えています。
- 私のWifi・有線LAN環境が原因かもしれませんが、「なぜ、ここで通信が遅くなる? 通信規制のかかったLTE並みの速度」と感じるケースが何度かあり。私は有線LANアダプタ経由での有線接続をメインにしていますが、このアダプタに起因する可能性もあり。
- やはりファンレスの影響か、簡易的な冷却対応をしているものの、画像編集を行っていると、CPU温度が68度程度に上昇することあり。冬春はいいものの、真夏は不安。
新たな課題認識は上記のとおりですが、全般的には9,000円前後で一通りのパソコン作業が十分にこなせるStick PC。
パソコンに不慣れな方にも、私のように弄らずにはいれない方にも、価格以上の満足感を得られると思います。
▲▼現在、冷却対応のため使用しているものの一つが上のヒートシンク。まさに、Stick PCのためのヒートシンクと言ってよりほど、サイズはジャストヒット。本体内部に銅板も組み込んでいますが、分解写真なども含めたDIYの冷却対応は、後日 別記事にて。
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