2025年8月3日現在、AmazonのタワーPC カテゴリーでは、中古の「Dell OptiPlex-3040」がベストセラー 1位となっています。タイムセール価格 17,820円と低価格であることが人気のポイントとの認識です。
CPUはインテル 第6世代のCore i5-6500と、Windows 11のシステム要件を満たさず、また、中古のエントリー構成は メモリ 8GB / SSD 128GBと小容量ですが、「普段使いで程よく動作するデスクトップPCを、可能な限り低価格で」との要望には、よい選択です。
Dell OptiPlex-3040 中古品のスペック
スペックの確認においては、Amazon 販売ページのほか、以下のDell 公式サイトを参照しています。
▼中古品として流通前のオプションにより、ポート類などの構成はこの限りではないと思いますが、参考情報としてのスペックです。DDR3Lのメモリ、2.5インチ SATA SSDなど、古さは否めないものの、安価でパーツを入手しやすいメリットもあります。
なお、標準装備のメモリにおいて、8GB x 1 あるいは4GB x 2かは未確認です。
CPU | Core i5-6500、 4コア4スレッド |
GPU | Intel HD Graphics 530 |
メモリ | 8GB DDR3L SDRAM 1600MHz、最大 16GB |
ストレージ | 128GB 2.5インチ SATA SSD |
WiFi | 11ac |
Bluetooth | 4.1 |
ポート類 | USB-A 3.0 x 4(前面 2/ 背面 2)、2.0 x 4(前面 2/ 背面 2)、RJ45、Display Port、HDMI |
サイズ | 29.0 x 9.26 x 29.2cm |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | 180W 電源、Microsoft Office Home & Business 2019 |

▲▼Geekbench サイトにて、Geekbench 6のスコアを探ってみました。上はCore i5-6500、下は上の記事にて実機レビューのTwin Lake N150ですが、概ね同水準のスコアです。Core i5-6500のPCを所有していない私としては、N150が高いスコアと思っていましたが、やや意外なスコアです。
いづれもしても、私の同世代 あるいは インテル 第5世代のCPUの使用感では、Web サイトのブラウジングやExcelなどでは、遅さを感じることなく動作します。
▼古い製品のため、USB Type-C ポートを未搭載ですが、USB-A ポートは前面と合わせて 8個も搭載しています。映像出力は、HDMIとDPであり、こちらも困ることはないでしょう。
なお、拡張ベイとしては、3.5インチ x 1、2.5インチ x 1ですが、後者は付属の2.5インチ SSDとして使用されています。また、拡張スロットとしては ハーフハイト PCIe x16 x 1、ハーフハイト PCIe x1 x 1の構成です。
価格情報
Amazonでの中古PCとしてはお馴染みの「wajun」、その他の販売店から販売されています。「wajun」での販売事例として、メモリ 8GB / SSD 128GB セットモデルのタイムセール価格は 17,820円。
Core i5-6500は Windows 11のシステム要件を満たしていないために、今後の大型アップデートでは弾かれる可能性もあることに留意が必要です。
スペック的・価格的な競合製品としては、Twin Lake N150 あるいはAlder Lake N100のミニPC、中古PCとしては Lenovo ThinkCentreなどがあります。
▼タワー型の中古として競合する「Lenovo ThinkCentre」の販売事例です。
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