PCのオーディオ環境の改善に購入した「DAC」と「真空管プリメインアンプ」。この組み合わせを複数のPCで共有すべく DACをUSB 切替器に接続し、複数のPC間で快適に共有・切替できていますので、構成・組み合わせた製品について記載します。
構成図
USB 切替器は、キーボードとマウスを複数のPCで共有するために購入したものですが、全体の構成図は以下です。DACはサウンドカードの機能も兼ねています。USB 切替器とDACはUSB 接続のため、USB 接続のDACを使用することがポイントの一つです。
用意した製品
用意した(使用している製品)は以下です。USB 切替器以外は、同カテゴリーの製品のなかでも特に安価な製品です。
USB 切替器
以前はPC 2台接続のUSB 切替器を使用していましたが、PCが増えてきたことに伴い、PC 4台接続の製品を購入し使用しています。AC アダプターが付属し、SSDやDVDドライブなどの消費電力の大きなパーツも使用でき、また、リモコンでの切替操作も可能な製品です。
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DAC
USB 切替器に接続、真空管プリメインアンプの音質をさらに高めるべく購入しました。入力ポートは USBのみ、出力ポートはRCAのみのシンプルな製品です。テレビとの接続などの汎用性では 光デジタル入力の製品でもよかったかも。
USB バスパワーで動作しますが、上記のUSB 切替器のAC アダプターから電源供給でき、電源面では安心。
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真空管プリメインアンプ
Amazonや楽天市場などの国内通販では、1万円未満の中国製 真空管プリメインアンプ(あるいはプリアンプ)が多く販売されていますが、購入した製品は 6,000円台の安価な製品です。
DACを経由する前は、真空管の効果が不明瞭でしたが、DAC経由後は 音量・音質面ともに効果が高まったように感じます。
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スピーカー
スピーカーは、いつ購入したか記憶もないほどに古い製品ですが、YAMAHAのスピーカーを接続しています。5.1チャンネルのサラウンドスピーカーとして販売されていた製品と記憶。
なお、真空管プリメインアンプの多くの場合(ほぼ全てとも思います)、USB 接続のスピーカーには対応していません。バナナプラグ、もしくは先バラのダイレクト接続です。
切替の使用感
USB 切替器による DACと真空管プリメインアンプの切替は、USB 接続のマウスやキーボードの切替と同様に、USB 切替器のワンタッチで快適に操作できています。他のUSB 機器と異なることは、音声の切替のため、切替時に「ポツ」と音がする程度です。
▼切替とは関係ありませんが、Mac / Windows ともにサウンドの出力先はDACの装置名を指定します。また、USB 切替器を使用した場合にも、設定画面で内蔵スピーカーと切替できることは、通常の操作と同じです。
▼こちらはWindows 11の設定画面ですが、イコライザーソフト「FxSound」を介在しているため、出力先はDACのモデル名ではなく、ソフト名となっています。
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