CHUWIより、CPUにインテル 第13世代 モバイル向けハイエンドのCore i5-13500Hを搭載するミニPC「CoreBox 5th」が発売となりました。DDR5 メモリ 16GB / PCIe 4.0 SSD 512GBを搭載し、同CPUを搭載するMINISFORUMとLenovoのミニPCと同水準の製品です。
なお、私は過去モデルのCoreBoxを所有していますが、過去モデルは前面にUSBポートがなかったのですが、前面にUSBポートを3個搭載し、利便性も向上しています。
販売元 9月17日現在では予約販売、公式ストアの先行販売です。
CHUWI CoreBox 5thのスペック
上の画像では少しわかりにくいですが、映像出力はHDMI x 2 / DisplayPort x 2の4系統。DisplayPortを2個搭載しているミニPCは珍しいです。
CPU | Core i5-13500H、12コア 16スレッド、最大 4.75GHz |
GPU | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB LPDDR5 デュアルチャネル |
ストレージ | 512GB PCIe 4.0 x 4 M.2 SSD |
WiFi | Wi-Fi6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB 3.0 x 6、USB Type-C、HDMI x 3、DisplayPort x 2、有線LAN |
サイズ | 173 x 158 x 73mm、930g |
OS | Windows 11 |
その他 | アルミ・マグネシウム合金製ボディ |
▲CoreBox 5thと同じく、CPUにCore i5-13500Hを搭載するミニPCは上の記事にて実機レビューしています。普段使いでは私がメイン利用のM2 Pro Mac miniと遜色ないレスポンスでキビキビと動作します。
▼公式ストアに、メモリとストレージの速度の指標が掲載されています。上記の他の同スペックのミニPCから察すると、DDR5 メモリは実際よりも低く、ストレージは実際よりも高く出ている(理論値に近い?)ように思います。いづれにしても、CPUパワーと相まって、普段使いではキビキビと動作することに間違いはありません。
CHUWI CoreBox 4th ミニPC、Core i3-1215U / Thunderbolt 4を搭載し、399ドル(約5.8万円)で販売中
▲▼上表のスペックは、上の記事で掲載の「CoreBox 4th」に基づき編集しましたが、4thとの比較も含めた スペックの補足は以下です。
- 従来のCoreBox(初代〜4th)は 2.5インチ SSD/HDDを増設できましたが、公式ストアに掲載のスペックとイメージ画像を見る範囲では増設できないようです。
- CoreBox 4thの初期モデル(?)は Thunderbolt 4を搭載していましたが、5thは未搭載。USB Typ-Cはデータ専用です。
- サイズは従来モデル(初代〜4th)と変わらず。通常のミニPCと比較すると大きなサイズです。
- OSのWindowsに Home or Proの記載がありませんが、CHUWIの傾向からすると Homeです。
CHUWI CoreBox i5 実機レビュー、サクサク動作のCore i5-5257Uに豪華なヒートシンクを装備するミニPC
CHUWI CoreBox Pro 実機レビュー、Core i3-1005G1 / PCIe SSDで快速レスポンス、想定外の静音仕様
▲▼下の写真は上記の「CoreBox Pro(3rd モデル)」の実機レビュー記事からの抜粋ですが、従来モデルからサイズは変わらず。写真のように 一般的なミニPCと比較すると かなり大きなボディサイズです。
▼従来製品と比較すると、天板のデザインは刷新されています(従来製品は無地)。
価格情報
2023年9月17日現在では CHUWI 公式ストアのみの販売であり、25日まで予約販売です。販売価格は 9,000円オフの64,900円となり、同CPUを搭載する「MINISFORUM NPB5」のメモリ 16GB / SSD 512GBが75,990円で販売(MINISFORUM 公式ストアはこちら)されていますので、コスパ度はわるくないです。
販売元 9月17日現在では予約販売、公式ストアの先行販売です。
▼こちらは同CPUを搭載する他社のミニPC(販売サイトへのリンクです)
コメント