Core i9-9900とGTX 1650を搭載の驚異のミニPCが販売に。小さなボディではさすがに放熱が課題 | Win And I net

Core i9-9900とGTX 1650を搭載の驚異のミニPCが販売に。小さなボディではさすがに放熱が課題

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なんと、265 x 185mmの小さなボディに Core i9-9900とGTX 1650を詰め込んだ、驚異のスペックのミニPCが販売されています。今回紹介するミニPCは、おすすめというよりも、販売情報やレビュー動画を見るのみの製品です。というのも、上の画像のとおり、CPUとGPUにファンは3つ装備され、これほどの構成とするならば(放熱を考慮すると)、普通のデスクトップとしたほうが無難なのではとの感覚です。

購入にはギャンブル要素もあり?

最初に紹介するのは TecTabletsのレビュー動画。静止画でも クリスさんは微妙な表情で微笑んでいますが、冒頭から「(購入するか否かの判断は)ギャンブル的な要素もある、リスキーなPC」として紹介しています。

▲英語のヒアリングが苦手でも、TecTabletsのレビュー動画では最後にテキストでメリットとデメリットをポイント表記しているために助かります。

そのメリデメから一部を抜粋・意訳したものが以下。

  1. ミニPCの小さなサイズでこのスペックは素晴らしい。
  2. 負荷がかかっていない場合のファンノイズは抑えられている。
  3. 厚み 45mmで GTX 1650はベストチョイス。
  4. 負荷をかけた際のCPU温度は100℃に達する。
  5. CPUクーラー・ファンは、Core i9-9900のターボクロック 4.6GHzを活かせず、CPU温度が100℃に達した際には、3.9GHzにダウンする。

 

上記の4と5から、265 x 185mmのコンパクトさでは、アルミ製ボディに3つのファンでも放熱に無理があるようですね。厚みは45mmと薄いものですが、CPUのヒートシンクにも高さが足りないかも。

スペックと外観

当製品のスペックは以下となります。留意点としては、上の画像のとおり、HDMIが4ポートあるものの、実際に機能するのは一つのみのようです。また、プレインストールのOS情報がないのですが、他のミニPCの事例からはWindowsがプレインストールされていることと思います。

  • CPU : 第8世代 / 第9世代  Core i9 i7 i5 i3から選択
  • GPU : GTX 1650
  • メモリ : 16GB、32GB、64GBから選択
  • ストレージ : 256GB、512GB、1TBから選択。無料でPCIe SSDに交換可能
  • WiFi : 2.4G / 5G
  • Bluetooth : 4.0
  • ポート類 : USB 3.0 x 4、USB 2.0 x 3、HDMI x 3(機能するのは一つ)、DP、DVI、有線LAN
  • サイズ : 265 x 185 x 45mm
  • アルミ製ボディ、OS情報なし

 

▼ストレージは2.5インチのSATA SSD / HDDも搭載可能。CPUファンに、GTX 1650TIのファン 2つが際立ちます。3つもファンがあるとファンノイズが気がかりですが、TecTabletsの記事によると、低負荷時には抑えられている模様。

まとめ

小さなボディに、Core i9-9900とGTX 1650を詰め込んだ、驚愕スペックのミニPC。 TecTabletsのレビュー動画では、冒頭から「(購入するか否かの判断は)ギャンブル的な要素もある、リスキーなPC」として紹介しています。これほどの高スペックをミニPCに詰め込むには、冷却対応などに懸念ありとのことかと思います。

また、ベアボーンも販売されていますが、販売店自らが「ベアボーンを購入し、ユーザーでパーツを取り付けることはおすすめしない」との記載があります。パーツの相性問題にもシビアさが要求されるのかもしれません。これらにより、当製品はレビュー動画を見る、製品情報を見るのみの参照用の位置づけです。

 

▼AliExpressでは複数のショップから販売されていますが、Core i9-9900とメモリ 32GB、512GB SSDの場合、約208,000円と価格も強烈です。

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