CHUWIからリリースされた 10.1インチのAndroid タブレット「SurPad」。CHUWIらしい金属製でシックなデザインであり、上の写真のように、キーボードを接続しPCライクに扱うこともできます。CHUWIさんからいただいた情報では、CPUにMT677V / Helio P60とありますが、Helio P60の型番はMT6771であり型番が異なるのですが、 Helio P60相当の実力と思われます。同じく10.1インチの「HiPad X (Helio P60を搭載)」との比較では、HiPad Xのメモリ 6GBに対して、SurPadは4GB。HiPad Xの下位バージョンの位置づけとも言えそうです。
引用元
CHUWI SurPadのスペック
2020年12月3日時点では、CHUWI 公式サイトにてスペックの掲載はなく、また、CHUWIさんからいただいた情報でもWiFi / カメラなど詳細を確認できない事項があります。
下表のスペックは、以下で掲載の「HiPad X」をベースに編集しましたが、大きく異なるのは冒頭のとおり メモリ搭載量のみ。
CHUWI HiPad X、eMMCより3倍高速なUFS、Helio P60搭載の10型 Androidタブレットがリリース
CPU | MT677V ( Helio P60か?)、8コア |
GPU | Mali G72 MP3 |
メモリ | DDR4X 4GB |
ストレージ | 128GB UFS 2 |
ディスプレイ | 10.1インチ、IPSパネル、解像度 1920 x 1200 |
WiFi、Bluetooth | 詳細情報なし |
LTE | 対応、詳細情報なし |
カメラ | 詳細情報なし |
バッテリー容量 | 詳細情報なし、USB Type-C |
サイズ(本体) | 243.9×162.6×9.2mm、542g |
OS | Android 10 |
その他 | 背面は金属製 |
以下はSurPad 実機のベンチマークスコアです。比較対象とするには古い製品ですが、2019年に販売のCHUWI Hi9 Plus (Helio X27 10コアを搭載)のスコアも掲載しています。
▼Geekbench 5のCPUベンチマークスコア。Single-Coreは301、Muliti-Coreは1414。下のHi9 Plusとはかなりの差があり、これなら (以下のストレージのベンチの差とあわせて)Hi9 PlusなどのHi9 シリーズからの買替もありです。
▼128GBのUFSストレージの平均の読み込み速度は463MB/s、最大で552MB/sとパソコンのSATA SSD並みとなり、重たいファイルを待つことなく開くことができます。2番目の画像の、Hi9 Plusの通常のeMMCの読み込み速度は 102MB/s。4倍もの差があり、私はスマホ・タブレットで画像編集を行うことも多いのですが(画像はそれほど大容量ではないですが)、読み込みの速さが期待できます。
SurPadの外観
タブレット、ノートPC、ミニPCともに、ダークグレーを基調とするCHUWOの製品ですが、上の画像を見る限りは他のCHUWIの製品よりも明るい背面のように感じます。下部にキーボードの接続端子も確認できます。
▼電源ボタンとカメラの周囲が赤く彩られており、これもCHUWIの製品に概ね共通する仕様です。
▼上の画像はSurPad、下はHiPad X。イメージ画像では何とも言えないのですが、ベゼル幅はSurPadが僅かに太めでしょうか。
▲キーボードは共用しているようにも見えます。
▼キーボードセットの背面は、シルバーのラインがよいアクセントになっています。
まとめ
メモリ搭載量を除いては、先行販売のHiPad Xと概ね同スペックとなる HiPad X。SurPadの価格しだいとなりますが、HiPad XとSurPadの二者択一では、メモリ 6GB搭載のHiPad Xがいいような感覚もあります。
▼2021年3月21日追記。Banggoodではクーポン「BGJPCSPH」の利用により 232.99ドルで販売しています。クーポンは3/31まで有効。キーボード付きです。
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