上の写真の左側は Pentium Siliver N5000を搭載の「IRIE (FFF)の8インチ UMPC」、右側は Core m3-8100Yを搭載の「CHUWI MiniBook」。スペックは違えど同一製造元のOEM製品(あるいはパーツの製造元は同じ)であるため、内部の構成は同じです。
MiniBookのバッテリーが充電しない・起動しない状況と格闘していたのですが、IRIEの製品にMiniBookのバッテリー接続してみたところバッテリーは生きており、バッテリーをMiniBookに戻しても、やはり充電・起動しません。つまりは MiniBookの文鎮化がほぼ確定です。マザーボードのチップの故障と思われ、まだ 完全に諦めてはいませんが、現在の状況について記載します。
CHUWI MiniBookが文鎮化、現在の状況
上の写真は CHUWI MiniBookに増設したSSDに、Hackintoshにより macOSを導入したもの(CHUWI MiniBookでmacOS、1ヶ月利用の使用感のまとめ。スクロールなどに課題はあるも、レスポンスと操作性は良好)。約2年弱、通勤電車での記事編集など、便利に利用していた MiniBookですが、突然 充電できない状況になり、ついには起動できない状況となりました。このあたりの経緯は以下の記事に記載しています。
あらためて、これまでの経緯のポイントを記載すると以下となります。
- バッテリーの残量表示がおかしいことを除いては(CHUWI MiniBook、バッテリー残量表示が100%から変動しない状況に。ケーブル再接続で復旧するも一時的)、購入後 約2年弱、普通に使用できていた。
- 突然、バッテリーの充電ができない、充電のインジケータも点灯しない状況に。
- 数日 放置していると、充電も起動もできない状況に。バッテリーを外して放電するも状況は変わらず。
- AliExpressからバッテリーの互換品を購入し交換するも、充電・起動しない状況は変わらず。
枠内の文言は、私の他記事に記載事項の再掲です。「MiniBookの起動はバッテリーを使用するために、少なくとも2秒間 バッテリー稼働できる残量が必要」とあり、交換したバッテリーで要件は満たしているはずです。
それでも起動しないために、マザーボードのチップの損傷・故障の可能性が大きく、他のUMPC(ドンキ NANOTEも所有していますが、レスポンス的に常用しがたい)を物色していたのですが、MiniBookのタイピングの良さを捨てきれず、あえて同型の「IRIE (FFF)の8インチ UMPC」を購入しました(CPUとメモリ搭載量は異なります。楽天市場のポイントを利用した要素も大きい)。
「IRIE (FFF)の8インチ UMPC」を中古で購入したことは、MiniBookのバッテリー・購入した互換品のバッテリーをIRIEの製品に接続し充電、MiniBookに戻すと復旧するかも、と微かな期待をいただいていたのですが、やはり充電・起動せず。テスターは所有していないのですが、マザーボードなどを触ってみても全く温もりを感じず、マザーボードのチップの損傷・故障であることは ほぼ確定です。
まだ、完全に諦めたわけではなく、可能な限り分解してみて確認、1〜2万円で済む場合には修理も想定しています。マザーボード単体が販売されていればよいのですが販売なし、CHUWIのサポートも期待できず。
▼「IRIE (FFF)の8インチ UMPC」に、MiniBookのバッテリー(上)・互換品のバッテリー(下)を接続している様子。双方ともにしっかりと充電し、バッテリーは生きていますが、MiniBookに戻しても充電・起動せず。つまりは文鎮化確定です。
コメント
私も全く同じ状況でバッテリーを購入しようか迷っていたところでこの記事を見つけ踏みとどまりました。
残念ながら諦めるしかないですかね。
私の場合は1年もまともに使っていないのでさらにガッカリです。
コメントありがとうございます。
私の個体のみと思っていたのですが、同じ事例なのですね。
One Mix 2Sは使用直後に起動・充電できず、返金してもらったこともあり、
UMPCはバッテリーに課題を抱える製品が多いように思います。
といいつつも、MiniBookと同型・他ブランドのCeleron版を購入し、現在のところ こちらは同現象は生じていません。