世界最小ミニPC「CHUWI LarkBox」の内部構造が公開。CPUファンやヒートシンクの構造も明らかに | Win And I net

世界最小ミニPC「CHUWI LarkBox」の内部構造が公開。CPUファンやヒートシンクの構造も明らかに

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61mm角の世界最小のミニPCとなる「CHUWI LarkBox」。5月下旬より米国 Indiegogoサイトにてクラウドファンディング開始となりますが、Gemini Lake N4100、メモリ 6GBで その価格は199ドルとコスパ度もなかなかのもの。このLarkBoxの内部の構成をCHUWIさんより情報提供いただきました。

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CHUWI LarkBoxのスペック

スペックについては上の記事にて記載していますが、再掲です。

CPU Gemini Lake N4100
GPU Intel UHD Graphics 600
メモリ 6GB
ストレージ 128GB eMMC、M.2 SSDを増設可能か?
WiFi 搭載(詳細は確認できず)
Bluetooth 5.0
ポート類 USB Type-C、USB x 2、HDMI
サイズ 61×61×43mm、127g
OS Windows 10 Homeか(詳細は確認できず)
その他 CPUファン搭載

 

Gemini Lake N4100のレスポンスについては、以下の実機レビュー他で記載していますが、ExcelやAccessなどのオフィスソフトでは全く問題のないレスポンスです。私の同僚の在宅勤務でも同CPUを搭載するPCを複数貸し出しおり、会社のPCもGemini Lake N4100相当の13.3インチノートを利用しています。

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なお、スペック表のピンクマーカー部分に「M.2 SSDを増設可能か?」としていますが、以降の内部の写真を見ると、eMMCのみのようです。eMMCとSSDでは大きく体感できるほどの差はないものの、2242サイズのSSDを増設可能であれば、なおもよいのですが。

CHUWI LarkBox、内部の構成

よくも61mm角のミニPCに、CPUやメモリ、各種ポート類を収めることができたものだと感心してしまいます。

 

▲左のiPhone XSと比較すると、その小さなサイズが際立ちます。外枠を外すためには、プラスとマイナスのドライバーを利用するようです。私は多くのミニPCの外枠を外していますが、マイナスドライバーを利用するとは珍しい。

 

▲さすがに61mm角では基板1枚の収めるのは無理があるようで、基板2枚を基板対基板 (BTB) コネクタで接続しています。想像ですが、上の写真から判断すると、底板と中間の板の素材はスチール、天板と外枠はプラスチックと思われます。

▲オレンジの部分がCPUとGPU、グリーンの部分がメモリ。

 

▲こちらはケースの底部を外すとアクセスできるようです。電源ICやUSB 3.0、3.5㎜イヤホンジャック、Micro SDカード拡張スロットなど複数のポートがついています。

 

▲小さなボディで効率的に熱伝導を行うために、ヒートシンクは銅製。Quiet Fanとありますが、この音量が一つのポイント。ファンは4cm角と想像していましたが、もうワンサイズ小さいかも。小さなファンで風量を稼ぐには、高回転で高域のファン音となりがちですが、いかがなものか。

まとめ

5月下旬からIndiegogo サイトでクラウドファンディング開始となりますが、ファンディング前に内部の構成を明らかにするとは、その造り込みに自信を持っているように感じます。

近々では、以下のCHUWI AeroBook ProもIndiegogo サイトで大人気ですが、このLarkBoxがどれほどの盛況ぶりとなるか楽しみです。

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▼参照元

CHUWI Japan 公式サイト

 

▼Banggoodではクーポン「BGJP109」の利用により 185.99ドル、10/31まで、10個限定

CHUWI LarkBox

 

Amazonでも販売開始されています。

 

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