家族共用に購入したChuwi Hi10 Pro。各所のレビューコメントであるとおり、キーボードのキーが硬く、誤入力を招くこともあります。そこで、今回はChwui Hi10 Proにて外付けのキーボードを利用した入力感はいかがなものかと、手持ちの携帯用キーボードで試してみました。
試してみたキーボードは、iBuffaloのBSKBB24とロジクールのK380、いづれもBluetoothキーボードです。
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iBuffalo BSKBB24BK
▼こちらは純正のキーボード。タッチ感はわるくないのですが、キーが硬く、例えば「た(ta)」とタイピングしたつもりが「あ(a)」となってしまうことが少なからずあります。
▼今回 試してみたiBuffalo BSKBB24BK。旧製品であることもあり、通販では2,500円前後、店頭でも3,000円未満で購入できます。
英語キーボードとなります。Chuwi純正のキーボードも英語キーボードなのですが、BSKBB24BKはiOSのショートカットキーを備えています。
▲このスタイル(本体をキーボードと反対側に装着)で外付キーボードを利用した場合のメリットとして、ディスプレイを角度の調整幅が広いことがあります。通常ですと、一定角度以上は寝かせることができず、もう少し角度が欲しいことも多いのですが、極端に言えば水平まで寝かせることができます。
Chuwi Hi10 Proでの使用感は、概ねキーボード単体と同じですが、以下となります。なお、当記事はこのBSKBB24BKを利用して入力しています。
- タイピングが柔らかく、私好みであることもあり、入力感は上々。サイズはChuwi Hi10 Proよりも小さめですが、キーの硬いChuwi純正よりも誤入力は少ない。
- iPadの横幅とジャストフィット。私の経験では、これ以下のサイズの場合にはブラインドタッチがやや厳しくなるのですが、このBSKBB24BKは難なくブラインドタッチできます。
- ただし、BSKBB24BKはiOSでの利用を主眼としたものであり、Windows 10での使用は慣れないためか、不用意にショートカットキーを押してしまい、誤作動を招くことも多い。
全般的には、Chuwi Hi10 Proのみでの利用を前提とした場合には、よりよいキーボードがあるものの、2,500円前後で購入できることからも、タブレットなどの携帯端末との共用での購入価値はあるとの認識です。
ロジクール K380
製品の位置づけとしては携帯用ですが、私はノートPCライクなペタペタ感の強いキーボードが好みのため、自宅で利用する目的で購入。
また、マルチペアリングに対応し、黄色のキーのワンタッチで3台の端末を切り替えることができ重宝しています。
ノートパソコン・デスクトップパソコン・TV Boxを液晶テレビにつなげて、切り替えて利用する際に、このキーボードを利用しています。
▲キーボード部分を拡大。丸いキーが特徴ですが、タイピング時の違和感はありません。
BSKBB24BKと同様に、Chuwi Hi10 Proでの利用間はキーボード単体での使用感と同じですが、ポイント整理すると以下となります。なお、一つ前の記事「写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較」は、このK380とChuwi Hi10 Proを利用して入力しました。
- 横幅はChwui Hi10 Proよりも僅かに大きい程度でしっくりきます。
- 一部に変則的な配置のショートカットキーもありますが、日本語キーボードのため、キーの誤タッチもまずありません。
- タイピング感も快適、ブラインドタッチもフルサイズキーボードと同等の速度で可能です。
- ノートパソコン同等のペタペタ感で心地よいもの。
全般的には、Chwui純正キーボードの利用と比較すると、そのタイピングの快適さから、別のパソコンで入力しているような感覚があります。この感覚は、K380に限ったことではないと思いますが、程よいサイズの程よいキータッチのキーボードでの快適さを十分に感じることができます。
番外編、ロジクール Keys TO GO
このKeys-To-Goは、ほぼ無音であることを最大の特徴としており、私はiPad miniにて電車内で利用しています。
高価であり入力感に乏しいものの、電車内の打鍵音を気にする必要もなく重宝しています。
今回、このKeys-To-Goでの使用は試さなかったため、写真のみの掲載です。
▼キーピッチはやや広め。タイピング音のするキーボードを電車内で利用する場合には、周囲の方への遠慮もあり速度を落としてタイピングしがちですが、このキーボードは無音であるため、周囲に遠慮なく高速タイピングできます。
まとめ
キーのやや硬いChuwi純正のキーボードですが、キーの硬さを意識してタイピングすると、硬さによる誤入力も軽減します。本体とのデザインの一体感からも、Chuwi Hi10 Proのキーボードを購入するなら、やはり純正キーボードが筆頭候補となるでしょう。
ただし、自宅で長文を入力することが多い場合など、サブ的に、そして他端末との共用の前提で外付けキーボードを購入するのもありとの認識です。
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