CHUWIより、10インチのWindows 10 2 in 1タブレットの「Hi10 XR」がリリースされました。従来機のHi10 XはCPUにGemini Lake N4100を搭載していますが、Hi10 XRはGemni Lake N4120に僅かにスペックアップ。FHDのタッチパネル、メモリ 6GB、eMMC 128GBは変更ありません。ボディやキーボードの構成も、古くはAtom Z8350を搭載していた Hi10 Proの頃から変わらず。
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CHUWI Hi10 XRのスペックと特徴
Hi10 Xとの比較では、冒頭のとおりCPUのみ異なります。本体とキーボードとのセットでは1kg越えとなり、また、本体はHi10 Proの頃からほとんど変わらず(ボディ色とポート類が微妙に変更)、そろそろボディを刷新してほしいと思うのは、私のみではないと思います。
CPU | Gemini Lake (Celeron) N4120、4コア4スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics 600 |
メモリ | 6GB DDR4 |
ストレージ | 128GB eMMC |
ディスプレイ | 10.1インチ、IPS、タッチパネル、解像度 1920 x 1200 |
WiFi | 11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | Micro HDMI、USB Type-C (電源、データ兼用)、Type-C (データ専用) |
バッテリー容量 | 26.6Wh / 7.6v 3500mAh |
サイズ(本体) | 261.8 x 167.3 x 8.8mm、約600g |
OS | Windows 10 Home |
▲上の記事に記載していますが、Hi10 Xに搭載のGemini Lake N4100のベンチマークスコアと体感レスポンスは、初代 Surface Goと同程度。Webサイト閲覧や軽めのオフィスソフトなら普通に動作します。
Hi10 XRに搭載のGemini Lake N4120は、N4100と体感できるほどの相違はありません。この意味では、Hi10 XRの発売によりHi10 Xの価格が下落した場合には、Hi10 Xも狙い目です。
▼こちらは所有するHi10 Xの写真ですが、ディスプレイはやや淡く感じるものの、綺麗なパネルです。惜しいのはキーボード。Hi10 / Hi10 Proの数年前(3年ほど前あたり)から変わらないのですが、タッチパッドが敏感すぎること(タイピング時に触れてしまい、思いがけない動作を招く。狙った箇所にフォーカスしづらい)がマイナスポイント。そろそろ仕様変更としてほしいものです。
▼ポート類もHi10 Xと変わらず。Micro HDMIをMini HDMIとすると、利便性がより高まるのですが。Micro HDMIでは、アダプター部分に大きな負荷がかかり、HDMI to Micro HDMIアダプターの場合には、負荷に耐え切れずに簡単に折れてしまいます。
まとめ、価格情報
僅かながらもCPUをスペックアップしたことはよいことですが、(繰り返しとなりますが)約3年程度、ボディやポート類、キーボードセットでの重量は変わらないため、そろそろ軽さを重視し、キーボードを変更したバージョンも欲しいところ。
▼Amazonでも販売開始となりました。
▼Hi10 Xの実機レビューはこちら。
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