
CHUWIより、CPUにCore i3-10100Yを搭載する 10.1インチの2 in 1 タブレット「CHUWI Hi10 X2」が販売されています。価格優先の製品であり、10.1インチ液晶の解像度は 1280 x 800のHD画質、メモリ 8GBのオンボードなど、一部に控えめなスペック・機能もありますが、価格優先・サブ運用目的では候補となる製品です。
なお、2025年11月1日現在、同製品の実機をレビュー中ですが、詳細なレビュー記事は後日 投稿します。
CHUWI Hi10 X2のスペック

上の画像のとおり、左サイドにUSB Type-C ポートを2つ備え、上のUSB Type-C ポートは給電と映像出力に対応したフル機能、下のUSB Type-C ポートは専用AC アダプターでの充電とデータ専用です。
なお、2つのUSB Type-Cポートの配置は「CHUWI Hi10 X1」モデル(Twin Lake N150 あるいは Alder Lake N100を搭載)と比較すると、逆の配置となっています(X1では下側がフル機能)。
CHUWI HI10 X1 N150モデルのスペック まとめ。キーボードセットは 34,900円と低価格
▲▼スペックは下表となりますが、上の記事にて紹介のN150 モデルからの変更点に網掛けしています。CPU、およびGPUなどの付随事項の変更ですが、ややスペックダウンしているとの認識です。なお、2025年11月1日現在、N150モデルは Amazonでは販売されていませんが、こちらの楽天市場では販売中です。
| CPU | Core i3-10100Y、2コア4スレッド |
| GPU | Intel UHD Graphics 615 |
| メモリ | 8GB LPDDR3 オンボード |
| ストレージ | 256GB SATA SSD |
| ディスプレイ | 10.1インチ、IPS、タッチパネル、光沢、解像度 1280 x 800 |
| WiFi | WiFi6 対応 |
| Bluetooth | 5.0 |
| ポート類 | フル機能 USB Type-C、充電用 USB Type-C、USB-A 3.2、Micro HDMI、3.5mm イヤホンジャック |
| バッテリー | 給電・充電はUSB-C |
| サイズ | タブレット単体 245.4 x 164.2 x 10.1mm、610g |
| OS | Windows 11 Home |
| その他 | キーボードは別売り |
なお、低価格な製品でもあり、USB Type-C ポートも含めて、以下に留意ください(現在レビュー中の実機での使用感も含めての記載です)。
- 左サイドの上側のUSB-C ポートはフル機能ですが、下側のUSB-C ポートは電源・データ専用。ただし、付属するACアダプターの仕様が特殊であり、ほぼ本製品の専用のACアダプターです。このため、充電に際しては、フル機能のUSB-ポートの使用をおすすめします。
- 上記の補足として、汎用のAC アダプターにて下側のUSB-Cポートでの充電はできず、付属のAC アダプターは他の機器に流用できません。
- HDMI ポートは、フルサイズ あるいはMini HDMIではなく、Micro HDMIです。Micro HDMIの場合、端子が細く、折れやすいので注意が必要です(私は他の製品で、2回ほど折ったことがあります)。
- 前述のとおり、10.1インチ液晶の解像度 1280 x 800となり、文字のドットがやや気になり、液晶の明るさも控えめです。
▼Amazon 販売ページにある こちらの画像では、液晶面の上下左右のベゼル幅を実機より狭く見せていることに留意ください。

一方、数日間 実機を使用したメリット的なものは以下です。なお、詳細な実機レビュー記事は後日の投稿となります。
- Core i3-10100Yのベンチマークスコアは Twin Lake N150と比較するとやや低いですが、記事の編集や動画視聴などの普段使いでは、N150と相違をほぼ感じない水準。「ほぼ」と記載しましたが、時折、ややキビキビさに欠けると感じることもあります。
- ケーススタンドが付属していますが、ケーススタンドはこの価格帯の製品としては上質です。
- 私は別売りのキーボードとあわせて使用しています。キーに価格なりのチープさも感じますが、一部のキーは他のキーと兼ねる・キーサイズを小さくするなどにより、主要キーのキーピッチを確保しており、タイピング感は良好です。
▼現在レビュー中の実機の写真です。液晶のベゼル幅は広く、金属製の背面は上質、キーボードのタイピング感は想定以上によいものです。



価格情報
2025年11月1日現在の「CHUWI Hi10 X2」のAmazon クーポン価格は 29,900円。専用キーボード(X1とX2の共用)は 6,000円ですので、合計 35,900円です。液晶はHD解像度であり、キーボードとのセットでは軽くはないものの、少なくともレスポンスは私が所有するSurface Go 初代よりもよく、割安な10インチクラスのサブPCをお探しの方には候補となる製品です。
ただし、高品質な筐体で N100を搭載する「CHUWI MiniBook X」が プラス 6,000円ほどで購入可能であることにも留意する必要があります。
引用元・販売元
CHUWI Hi10 X2、Core i3-10100Y モデル、Amazon

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