CHUWIより、CPUにAlder Lake N100を搭載する10.1インチの2 in 1「Hi10 X1」が販売されています。液晶の解像度はFHDではなく1280 x 800とすることにより、価格を抑えています。
2024年12月21日現在、公式ストアのほか、AmazonやAliExpressで販売されており、キーボード込みの価格は約37,000円と安価です。
CHUWI Hi10 X1のスペック
上の画像のとおり、冷却のためにサイドには多くの通風孔があります。給電・充電は左サイド上のUSB-C、映像出力は もう一つのUSB-CとMicro HDMIの2系統。ただし、Micro HDMIはケーブルの先端が折れやすく 取り扱いに注意が必要であるため、実質 USB-Cでの映像出力と捉えた方がよさそうです。
その他のポート類では、USB-Aを2個とSD カードスロットを搭載し、Surface Goと比較すると豊富なポート類です。
CPU | Alder Lake N100、4コア4スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 8GB LPDDR5 オンボード |
ストレージ | 256GB SATA SSD |
ディスプレイ | 10.1インチ、IPS、タッチパネル、光沢、解像度 1280 x 800 |
WiFi | WiFi6 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB-C 3.0、USB-A 3.0、USB-A 2.0 x 2、HDMI、VGA、SD カードスロット |
バッテリー | 給電・充電はUSB-C |
サイズ | タブレット単体 245.4 x 164.2 x 10.1mm、610g |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | 専用キーボードのオプションあり |
▼Bluetooth 接続の専用キーボードケース。Amazonではキーボードケースの単体、AliExpressでは本体のセットでも販売されています。本体 610g + キーボードケース 600gでは約1.2kgとなり、10インチとしては重たいです。
▲▼専用キーボードは販売はこちら。Amazonでは 6,000円と低価格で販売されています。海外モデルのために英語キーボードのみの設定となりますが、以下の記事にて紹介のフリーソフト「Alt-IME」の利用により、スペースキー両隣のAlt キーのワンタッチにより「英数・かな」を切り替えることができます。
英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境
▼下の画像の背面に通風孔がありますが、AliExpressの短編動画を参照すると、CPUファンを備えています。
▼Alder Lake N100のPCは、以下の記事などで複数 実機レビューしています。ベンチマークスコアと体感レスポンスの参考に。
GEEKOM AIR12 Lite 実機レビュー、Alder Lake N100 搭載のミニPC、スチール製フレームなどの作りの良さは上位機並み
まとめ
液晶の解像度を1280 x 800と抑えていることもあり、2024年12月21日現在のAmazonでは、以下の低価格で販売されています。本体とキーボードのセットでは 36,900円と、ミニPCが最安 2万円前後であることを考慮すると安価との認識です。
解像度以外で気になる事項としては、こちらの記事で記載・徳島で生じたCHUWIの他モデルでのバッテリーの不具合。CHUWIは製造元ではありませんが、他の中国製の低価格な製品をはじめ、バッテリーと保証には注意する必要があります。
- Amazonでの本体価格は、クーポン利用により 30,900円
- キーボードケースの価格は 6,000円。
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