Chuwi Hi10 Proを使い込んでいくと、当初は気が付かなかった使いづらさがちらほらと。まずは購入直後から感じていたキーボードのキーの硬さ。そして、徐々に感じ始めたWifi感度の弱さ。
何とかこれらの使いづらい部分を解消する術はないものかと、先日の記事「Chuwi Hi10 Pro、携帯用外付キーボードの使用感、純正との比較」とは異なるキーボードでの使用感と、USBハブ付有線LANを用い確認してみました。
純正キーボードについて
「Chuwi Hi10 Pro、携帯用外付キーボードの使用感、純正との比較」にて、純正キーボードよりも外付けキーボードが心地よいことは確認済のため、異なる視点・機材での確認です。
海外ではキーの硬さに対するコメントが少ない?
国内のレビューではキーの硬さによる誤入力・誤変換、使いづらさのコメントが複数あり、私も同感です。
「海外でも同コメントだろう、海外の強者なら、キーの硬さはどうにもならないものの、確認のためにキーボードの分解はやっていることだろう」と思いつつ、海外レビューサイト・Chuwi公式のフォーラムを確認したところ、キーの硬さに対するコメントはごく少数のようです。
キーボードの分解については、裏蓋を取り去り配線の見直し・本体の重量とバランスをとるためのおもりを確認している記事・動画はあるものの、キーの構造まで確認したものはありませんでした。キーがメンブレン式とパンタグラフ式を確認できれば(おそらく後者)、キーを取り外しての確認など行う覚悟ができるのですが、自分で確認するしかなさそうです。
Keys-To-Go (IK1041BK)を使ってみた
あらためて、先日ご紹介のキーボード iBuffaloのBSKBB24BK、ロジクールのK380を使用しテキスト入力を行ってみると、やはり純正キーボードよりもかなり快適。別の端末を使用しているような錯覚すらあります。
そこで今回は外出先での利用を想定して、ロジクールのKeys to goを利用してみました。
当記事はこのキーボードを利用して編集しているのですが、純正キーボードと比較すると、これがまた快適です。ストロークが浅く、無音であるために入力感は乏しいのですが、確実にタイピング・ブラインドタッチできます。
BSKBB24BK、K380と同様に本体を支えるスタンドはありませんが(iPad向けの簡易的なスタンドは付属しているのですが、Chuwi Hi10 Proを支えるほどの強度はありません)、これをクリアした場合には、Chuwi Hi10 Proとの組み合わせもいけそうです。純正キーボードとの二段重ねにする手段もあります。
▼外出先での静かさを求める使用ならKeys-To-Goも候補となります。かなり高価であり、時期・ショップにより価格差が激しいことに留意する必要があります。私は5,000円台で購入しましたが、この程度まで下がれば「買い」でよいと思います。
▼一般的な利用ならK380、あるいはサイズの小さなものでよいならBSKBB24がおすすめ
USBハブ付有線LANアダプターでの優先接続
▲中央にあるのは、USBハブ付有線LANアダプター(ハブ付有線LANアダプター、安定したネット環境 PCの拡張に最適な機器のレビュー)。その上にあるのはUSB切替機(USB切替器 ELECOM KM-A22BBKレビュー、無線、Bluetooth機器も即認識)
多くの方のコメントにあるように、やはり Chuwi Hi10 ProのWifiの感度は弱いようです。
購入直後にはそれほど遅いとは感じなかったのですが、最近特に感じ始めているのが以下の事項です。
回線速度の計測値は別にして、ルーターから至近距離にあるにもかかわらず、
- Webサイトを読み込む際に、ひっかかりを感じる。
- アプリのファイルをダウンロードする際に、他の端末ではサクサクとダウンロードできるにもかかわらず、Hi10 Proではかなりの時間がかかる。
このため、USBハブ付有線LANアダプターを利用してみましたが、計測値・Webサイト表示の目視でも十分に納得のスピードです。
▼自宅にてWifi(上)、有線LAN(下)の速度を計測。WifiでもWebサイト閲覧には十分な速度が出ているのですが、たまたま値が出ているように思います。
有線LANでのサイト閲覧は快適。iPhoneのレスポンス差に例えると、iPhone4SとiPhone6の快適度の相違程度はありそうです。
▼もうしばらく様子を見たうえで、相変わらずWifiが遅いようだと、以下の無線LAN子機を購入してみます。
▲▼2018年8月4日追記。Wi-Fi速度・安定性が酷い状況になったため、デュアルバンドの無線LAN子機を購入し、快適なネット環境に。
まとめ
まとまり感のない、雑談的な記事となりましたが、Wifi感度の弱さは無線LAN子機を取り付けることで何とかなりそうですが、やはり課題はキーボードのキーの硬さ。これをクリアできれば、家族ともども使用頻度がさらに増えるのですが。今後も試行錯誤は続きます。
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