Chuwiからデカコア MT6797X (X27) を搭載する10.1インチのAndroidタブレット「Chuwi Hi Pad」がリリースされています。同じくMT6797X (X27) を搭載し、先日紹介のTeclast T20よりもスペック的には控えめですが、その分 抑えた価格となっています。今回はこChuwi Hi Padのスペックと特徴について記載します。
関連記事
デカコア MT6797 (X27)搭載 Teclast T20のスペックと特徴。機能ともに充実しTeclastのフラッグシップ機の位置づけに
Chuwi Hi Padのスペックと特徴
2018年9月22日時点ではかなり情報が少なく(他の通販サイトには掲載なし)、GearBestサイトから読み取れる内容のみの情報です。
▲同じくデカコア MT6797X (X27) を搭載するTeclat T20、OSは異なりますが、Androidベースでありコスパの高いAmazon Fire HD 10とのスペック比較です。
ここでは、Teclast T20との価格差 60ドル(※)を踏まえつつ、以下のとおりコメントします。
※いづれも2018年9月22日時点のセールあるいはクーポン価格ですが、Chuwi Hi Padは149.99ドル、Teclast T20は209.99ドルとなっています。
- 同CPUのTeclast T20のAnTuTuベンチマークスコア10万越えの113623であり、Chuwi Hi Padも同水準のスコアでしょう。
- AnTuTuベンチマークスコア10万越えともなると、普段使いでは心地よいほどにサクサクと動作します。
- GPUのARM Mali T880はGalaxy S7シリーズに採用されていますが、PS3の2倍以上のグラフィックス性能がある」とのこと。これならある程度のゲームアプリの操作も期待できます。
- Teclast T20との価格差60ドルは、LTE未対応・解像度・カメラの画素数・メモリ 3GB / ストレージ 32GBであることに反映していますが、コスパ度ではTeclast T20が優位か。
- Chuwi Hi Padのコスパ度もAmazon Fire HD 10には負けていません。むしろ、Chwui Hi Padが高スペックで価格が安いため優位です。
- ポート・充電が、micro USBなのかUSB Type-Cなのか、製品情報に記載がないのですが、記載がないためにmicro USBと推測。
- 背面の素材はアルミがメインであることに間違いはないと思われますが、「アルミとプラスチック」との記載もあります。
- 背面のデザインは以下で紹介のミニPC「Chuwi GBox」と赤のラインが共通するところもあり、また、Hi9シリーズと異なるネーミングであることから、もしやHi9シリーズとは異なるOEM製品?と勝手ながらも推測しています。
▼ゲーミングタブレットであることを強調しています。赤のラインはゲームにも最適であることを示しているのか、あるいはHi9シリーズと異なるOEM製品なのか不明。
▼スペック表の厚みは9mmとしましたが、以下の文面では8mmとあります。また、製品紹介のテキストに背面素材は「アルミとプラスチック」とあるのですが、「Full metal body」との記載があります。赤のラインの面のみプラスチックの意かもしれません。
まとめ
解像度・メモリ・ストレージは控えめですが、デカコア MT6797X (X27) を搭載するChuwi Hi Pad。MT6797X (X27) は、デカコアの響きほどのAnTuTuベンチマークスコアではないのですが、それでも普段使いの動作はかなりサクサクです。
OSも異なり、Amazonが販売の安心もあり比べてはいけないかもしれませんが、Fire HD 10よりもコスパ度は高く、より高スペックで安価な10インチタブレットを検討する際には候補となるでしょう。
▼GearBestの価格情報。9月30日までの期間限定・100個限定となりますが、クーポンコード 「GB&TAHiPad」の使用により、クーポン価格 145.99ドル / 16497円となります。
▼同CPUを搭載するTeclast T20もご参考
コメント