Gemini Lake N4100を搭載するミニPCとして、先日紹介のAlfawise、Beelinkの製品に続き、なんとChuwiからも「GBox」が登場です。
Gemini Lake N4100、メモリ4GB搭載はAlfawise、Beelinkの製品と同様ですが、そのデザイン、リモコン付属などに特徴があります。今回はこの「GBox」の概要を確認してみました。また、製品紹介では、M.2 SSDの記載がないのですが、内部にはM.2 SSDスロットが存在し、これにより魅力度が大幅にアップしました。
Chuwi GBoxの概要
スペックは以下となりますが、Alfawise T1(Gemini Lake N4100搭載のミニPC、Alfawise T1。SSD・HDDの増設、豊富な拡張性など、概要を確認してみた)、Beelink S Ⅱ(Gemini Lake N4100,Win10のミニPC Beelink S IIが199.99ドルでリリース。M.2 SSDにも換装可能)と概ね同様です。
- CPU: Intel Gemini Lake N4100
- RAM: 4GB、 DDR4
- ROM: 64G eMMC。
- 公式情報での2.5インチ HDD / SSDの増設以外に、海外レビューサイト情報として、M.2 SSDスロットの存在も確認。
- WIFI: 802.11 a/b/g/n/ac
- ポート類は、HDMI 2.0、USB 3.0×2、USB 2.0×2、USB Type-C、VGA、有線LAN、Micro SD
- サイズは18.76 x 13.83 x 3.73 cm
- Windows 10 プレインストール
- リモコン(エアーマウス)付き、ファンレス
現時点では情報不足(頼りはGearbestの製品情報)ですが、気になるのは多くの他のミニPCに搭載しているM.2 SSDスロットの有無を確認できないこと。
2019年4月27日 追記。
ないものと思っていたM.2 SSDスロットですが、以下のTecTabletsのレビュー動画では同スロットの存在を確認。以下の動画の4分36秒あたりを参照。2242/2280サイズに対応とありますが、取付場所が内臓電池と干渉し、さらにSSDを固定するネジもないのですが、取付可能と判断します。
▲エアーマウス機能付のリモコンが付属しています。
エアーマウス自体は、Amazonでも販売 しており(付属のものとは異なります)、多くの製品が2,000円未満と高くはないのですが、デフォルトでの付属となるため、PCとの相性も問題ないことでしょう。
エアーマウスの操作感では、TV Boxで使用したコメントとなりますが、微妙な操作ではマウスに劣るものの、リモコンでポインタが動くこと感動すら覚えます。
▲上の画像に「Unibody stamping, micro-level CNC cutting, aluminum alloy sandblasting oxidation treatment」と記載があり、アルミ製ボディを言及していると思われます。アルミ製であれば、他社製品より大きなメリット。
なお、以下の画像のとおり本製品はファンレス(割愛した文章には明記あり)であり、4時間の連続使用後も34度(明記ないのですがCPU温度か)を保持、とあります。
いくらなんでも34度をキープするのは無理だと思いますが、アルミ製ボディと合わせ全体で放熱しているのであれば、34度まではいかなくとも放熱に優れているのは間違いなさそうです。
▼ポート類は他の多くのミニPC並ですが、HDMI x 2ではなく、HDMI + VGAの構成。
▼Gemini Lake N4100の記事は多数投稿していますが、レスポンスについては以下の記事を参照。また、同じくN4100を搭載するミニPCの記事もご参考。
まとめ
Gemini Lake N4100搭載のChuwi GBox Mini PC。スペックは、先に紹介のAlfawise T1、Beelink S IIとほぼ同様ですが、リモコン付属、ファンレスであることも大きな特徴。また、製品紹介・スペックには記載のない M.2 SSD スロットがあることにより、その魅力が一気に高まりました。
▼2019年4月27日時点のGearbest 日本サイトの価格は227.14ドルとなっていますが、「GearBest日本の改元セール、Chwui GBoxなど190ドル未満のWin 10 ミニPCもあり」のとおり、クーポン配布により約190ドルで販売しています。
▼Amazonでも販売中。納期を考慮するとAmzonでの購入もあり。
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