Chrome OSであるCloud Readyを利用し、一部の端末(※)ではWindows 10とChrome OSのデュアルブート化できるのですが、私が試みたASUS T90Chi(デュアルブートの動作確認外)では、Chrome OSのUSB起動の段階でWi-Fiを認識せずに早々に断念。
ところが、以下のGigazineの記事(GoogleのChromebookがまもなくWindows 10とのデュアルブートが可能に)によると、 GoogleはWindows 10とChrome OSをデュアルブート可能な「Campfire」なる機能を開発中であり、リリースされるのも近いとか。今回はこの「Campfire」について、私が気になるポイントを探ってみました。
※ Certified Model Finderに動作確認済のPCが列挙されています。
Campfireとは。そして気なるポイント
上記リンク先のGigazineに記載の記事のポイントを整理すると以下となります。
- Googleが開発中の「Campfire」の機能を利用すると、Chrome OSとWindows 10のデュアルブートが可能に。
- これはAppleの「Boot camp」と同様の機能であると思われる。
- 2018年10月に行われるGoogleのイベントで発表される可能性が高い
▼私はChromebook ASUS C101PAを外出先などで使用していますが、Chromeをメインで使用している私としては、開いて即使えるなど利便性が高く重宝しています。
▼一部のPC( Certified Model Finde参照)では、Cloudreadyを利用し Chrome OSとWindows 10のデュアルブートが可能なのですが、私はASUS T90Chi (デュアルブート動作確認外)で試みるも、USBブートした段階でWi-Fiを利用できずに断念。
▼私は以下のようにMacBook AirをBoot CampによるWinodws 10とMacOSのデュアルブート化し使っていましたが、これと同機能でWindows 10とChrome OSが使えるようになると、私が理想とする端末に。
ここで気になるのは、既存のChromebook、あるいはWindows PCでも「Campfire」を利用可能か否かなどの細かい仕様。そこで、Gigazineの記事のリンクをたどり、以下のXDAの記事にて確認してみました。
この記事のうち、私が気になるポイントは以下。
- Campfireが利用できるChromebookは、新規に販売される端末、あるいはGoogle Pixelbookなどに限定されるであろう。ただし、これを語るのは時期尚早。
- Developer modeにデュアルブートを採用するとセキュリティ上の懸念もあり、CampfireはDeveloper modeで稼働する仕様とはしないであろう。
- 必要とする最低限のストレージ容量は40GB。うち、30GBはWindows、残りはChromeOS
ごく一部の抜粋であり、Gooleの公式見解ではなく、また、XDA Ddevelopersの憶測、私の読み違いによる誤認識もあるかもしれませんが、手持ちのChromebookを活かしたい方には1点目と3点目が厳しいです。
特に既存のChromebookではストレージ16GBクラスが一般的なため、当然ながらWindows 10をインストールするほどの容量はありません。
まとめ
Googleが開発中の、Chrome OSとWindows 10のデュアルブートが可能な「Campfire」。外出先では動作が軽く、即起動できるChrome OSを使用し、自宅でじっくり作業する場合にはWindows 10を利用するといった使い分けも可能であり、私にとっては理想の端末。
私は携帯用の端末として、Windows 10のASUS T90ChiとChrome OSのASUS C101PAをその日の気分に応じて持ち運んでいるのですが、どちらがよいか難しい選択。この点、Chrome OSとWindows 10のデュアルブートなら迷うことなし。
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