Chromebook、自動更新期限の確認手順と自動更新切れ端末での注意事項 | Win And I net

Chromebook、自動更新期限の確認手順と自動更新切れ端末での注意事項

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Web サイトのブラウジングや動画視聴などの軽作業におすすめの格安ノートPCとして、インテル N100やN150などのエントリークラスのCPUを搭載するWindows 11 PCや、Chromebookなどが思い浮かびます。中古のChromebookも選択肢の一つですが、この場合に注意したいのが、Chrome OSの自動更新ポリシー・自動更新の期限です。自動更新期限を過ぎた中古のChromebookの場合、使用制限を受けることがあります。

Google 公式サイトに、Google 認定 ChromeOS デバイスにおける端末別に自動更新期限が掲載されており、中古のChromebookを購入する際には、購入前の自動更新期限の確認を強くおすすめします。

そこで今回は、Chromebook 自動更新期限の確認手順と自動更新切れ端末での注意事項について記載します。

 

Chromebook 自動更新期限の確認手順

Chrome OS デバイスの自動更新ポリシー・自動更新の期限は、以下のGoogle 公式サイトにアクセスすることにより、簡単に確認することができます。なお、2025年7月現在では、ChromeOS デバイスの自動更新期限は、(製品の発売年月日、プラットフォームのリリース日から)10年です。

Chrome Enterprise and Education ヘルプ、自動更新ポリシー

 

▼上のページなかほどに、以下の「Google 認定 ChromeOS デバイス」の項目があり、ブランド別に展開できますので、お探しのブランドを展開します。展開するとモデル名が掲載されていますので、モデル名単位で自動更新期限を確認することができます。

 

▼こちらは ASUSの事例ですが、先頭行のモデルの場合には 2020年11月に更新期限が切れています。

 

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▲▼先日記事にした上記の「Lenovo Chromebook 14e Gen 3」においては、自動更新期限が2033年6月であり、2025年7月現在では 今後 約8年間も自動更新期限を意識することなく使用することができます。

同端末の発売日を確認してみると、Lenovo サイトでは2023年7月と読み取れ、上記の「ChromeOS デバイスの自動更新期限は、(製品の発売年月日、プラットフォームのリリース日から)10年」と合致しています。

 

自動更新切れ端末での注意事項

続いて、自動更新切れとなった Chromebookでの注意事項を記載します。以下の赤枠は、私が所有し 2023年8月に自動更新切れとなった「ASUS C101PA」です。

 

Chrome Enterprise and Education ヘルプ、自動更新ポリシー

▲▼上記の「自動更新ポリシー」に、自動更新期限前のポリシーが記載されていますが、この裏返しとして 一部を加筆しましたが、自動更新となった端末の扱いは以下です。

  1. 更新のたびにデバイスのセキュリティが強化されるが、事項更新期限後は、セキュリティの関係などからChromebook を有効活用できない(ことがある)。
  2. 更新後も互換性が保たれるよう、Google は 4 週間ごとにプラットフォーム(プロセッサ、Wi-Fi など)のコンポーネント メーカー各社と協力し、ソフトウェアの開発およびすべての ChromeOS デバイス上でのテストを行うが、この互換性が維持できない(ことがある)。
  3. ただし、自動更新期限を過ぎた後も、セキュアモードは引き続き利用可能。
  4. 最後の自動更新が行われた後は、既存および今後のポリシーが想定どおりに機能しなくなる可能性があるほか、テクニカル サポートの対象外となる。

 

さて、段落のタイトル下のASUS C101PAの場合、2025年7月現在では 2023年8月の自動更新期限から約2年が経過していますが、Web サイトを参照する限りにおいては普通に動作しています。ただし、以下のように、画像編集やGmailの編集では、上手く対応できない状況もあり(上記の1,2,4に該当すると認識)、やはり今後の継続利用は難ありと思われます。

  • 某サイトにて画像編集を行う際、画像の呼び出し自体ができない。画像を読み取ろうとすると、サイト自体がエラーとなり表示できない。
  • Gmailにファイルを添付しようとすると、異様に時間を要すうえに最終的にはエラーとなる。

 

▼手元にある、自動更新期限を過ぎた「ASUS C101PA」での Chrome OSの更新ページです。「ソフトウェアとセキュリティの自動アップデートが行われるのは今回が最後です。今後もアップデートを取得するには、新しいモデルにアップデートしてください」とあります。

2025年7月時点のChrome OS 直近バージョンは 126.0.6478.132のようですが、私の「ASUS C101PA」は、105.0.5195.134とかなり古いです。

 

▼Chromeでのサポート終了のメッセージです。Gmailにファイルを添付しようにも 添付できず。

 

まとめ

中古のChromebookを購入する場合、Google 公式サイトにアクセスし、自動更新期限を確認することを強くおすすめします。自動更新期限までの期間が短い場合、有効利用できる期間が限定され、自動更新期限が過ぎた場合には、セキュリティを確保できず、一部の機能が使用できない可能性があります。

 

▼端末毎の自動更新期限は、こちらの公式サイトにて確認することができます。

Chrome Enterprise and Education ヘルプ、自動更新ポリシー

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