先日の記事「スタートアップアプリ・Cortanaを無効化など、Win10快適化への対応」にて、Windows 10 デフォルトの各種設定にてデスクトップパソコンの快適化への対応を行いましたが、今回はフリーソフト「CCleaner」による制御について記載します。
この「CCleaner」ですが、Windows XPの頃より流通しており、目新しい機能はないのですが、Windows 10 デフォルトでは複数の設定画面に点在する機能が、「CCleaner」では程よくまとまっており、各種設定に簡単アクセスできる点において利便性が高いです。
CClearnerでクリーンアップ・制御可能な事例
なかにはレジストリなど、初めての方には敷居が高い機能もありますが、代表的なクリーンアップ・設定の事例をご紹介です。
インターネット一時ファイルなどのクリーンアップ
私もかつて経験したことですが、インターネットエクスプローラの一時ファイルが異様に巨大化・容量を圧迫していることがありました。そもそも、私がこのCCleanerをWindows XP パソコンに導入したのは、この一時ファイルの削除も目的の1つでした。
▼削除したいファイルについて、左のチェックボックスをチェックし、「解析」「クリーンアップ開始」で完了です。ちなみに私は、ブラウザはGoogle Chromeを使用していますが、クッキー・履歴を消すことのないよう、以下の画像のとおりChromeの解析はスキップしています。
スタートアップの自動起動を制御
このスタートアップ・自動起動の制御ですが、Windows 10の設定では「有効・無効」のみの選択肢でしたが、以下の画像のとおり、CCleanerでは「無効」の他に「エントリの削除」の選択もできます。
▼右側に、「有効・無効」の切替の他に「エントリの削除」があります。
▼上の画像の「エントリの削除」は、「まさか、CCleanerの一覧から削除されるだけ?」と微かに思ったものの、「自動起動そのものがされない」の意に間違いありませんでした。
▼Windows 10・タスクマネージャーでの「スタートアップ」の制御は「有効・無効」の変更のみ。
ブラウザ プラグインの制御
私は今回はじめて知ったのですが、インターネットエクスプローラー・Google Chromeなどのブラウザのプラグインを制御する機能があります。
自分でプラグインを導入しなくとも、いつの間にかプラグインが入り込んでいる経験があるかと思います(私は、以前 インターネットエクスプローラーで、よくありました)。
このプラグインの制御は、各ブラウザでもできるものの、設定の深い階層に制御画面があったり、設定が億劫なものです。こんな時に、CCleanerは簡単に制御画面にアクセスでき便利です。
▼上中央の赤枠に「Internet Explorer、Firefox、Google Chrome」とあります。これらは私がインストールしているブラウザですが、複数ブラウザのプラグインをまとめて制御できます。
▼「エントリの削除」をクリックした際のメッセージ。該当ブラグインを削除するものです。
重複ファイルの検索・削除
個人ファイルでは、保存しているファイルが重複することはないかもしれませんが、会社のパソコンに導入すると便利そうな機能です。
私の職場では、同じエクセルファイルが異なるフォルダに存在していることも多々ありますが、そんな時に便利な機能が「重複ファイルファインダ」です。多くの会社では、フリーソフトをインストールすることはできないと思いますけど。
アプリのアンイストール
あらためて説明する必要もないのですが、アプリアンインストールの機能です。
まとめ
久しぶりにCCleanerを使用したのですが、Windows 10の各種設定で制御するよりも、このCCleanerではより効率的に行うことができます。また、ブラウザプラグインの制御・重複ファイルの検索/削除などの付加機能もあり、利便性の高いフリーソフトです。
▼CCleanerのダウンロード先はこちら。作成会社Piriform Ltd. の公式サイトです。
Piriform – Download CCleaner – Millions of users worldwide!
▼Windowsのデフォルト(プログラムリスト)で検出されないアプリのアンインストールはこちら
▼CCleanerと強力なアンインストローラーとの2つの特徴を持つ「Revo Uninstaller」もpすすめ
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