主に海外通販サイトにて、プロジェクターやディスプレイなどを展開する「BlitzWolf」より、Celeron (Gemini Lake) J4125を搭載するエントリークラスのミニPC「BW-MPC1」が販売されています。メモリ 8GB、ストレージは128GBのeMMC、mSATA SSDと2.5インチのSSD / HDDを増設可能と、ストレージがeMMCとなること以外は標準的な構成ですが、Banggoodの予約販売価格は当初50個までは 164.99ドル(約18,000円)、51個〜200個までは 174.99ドルと、安価で販売されているために紹介します。
BW-MPC1のスペック
メモリ 8GBはオンボードで増設負荷となりますが、本製品のスペックは以下です。
CPU | Celeron (Gemini Lake) J4125、4コア 4スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics 600 |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | eMMC 128GB、 mSATA SSD、2.5インチ SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、HDMI、VGA |
サイズ | 13.9 x 13.9 x 3.9 cm |
OS | Windows 10 Pro |
その他 |
CPUがGemini Lake J4125のため、ゲームや動画編集などの負荷を要することには向きませんが、在宅勤務でのExcelやWordなどでは普通に動作します。私の会社では、同水準のCPUを搭載する富士通の13.3インチノートが社員に配布されていますが、データ量や関数の多いExcelでは多少の引っかかりもあるものの、一般的なExcelやAccessなどでは、極端な遅さを感じることはありません。
▼「電源のある前面にUSBポートがないのは不便かも」と思ったものの、サイドにUSBポートが集中している珍しい仕様であり、利便性の高いもの。
▼天板に電源と連動するLEDを装備する珍しいスタイル。
▲▼ストレージはeMMC 128GBと容量は少ないのですが、上記のCrucialのSSDを増設し、以下のCrucial公式サイトで配布のOSクローンソフトを利用して、起動ドライブ化することもできます。
BW-MPC1の価格
Banggoodでの予約販売価格は、当初の50個まではクーポン「BGBWMPC1」の利用により 164.99ドル(約18,000円)、51個から200個まではクーポン「BGBWMPC1a」の利用により 174.99ドル。いづれも 6/14まで、送料は1.24ドルと無視できる程度ですが、期間延長となるように思います。
▼Amazonで販売のミニPCのうち、競合する製品は「BMAX B2 Plus」。こちらはeMMCではなく、SSDを搭載しています。
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