参考情報としての掲載ですが、AliExpressにて Alder Lake N100を搭載する Yoga スタイルの13.3インチ端末「BMAX Y13 Pro N100 モデル」が販売されています。
メモリ 16GB / SSD 512GB / 金属製の筐体と、中国ブランドのPCとしては一般的な構成です。2024年8月12日現在のAliExpressでの価格は 319.13ドル(約48千円)。
引用元・販売元
BMAX Y13 Proのスペック
BMAX Y13 Proのスペックは下表となります。以下の記事は2020年9月に投稿したものですが、CPUにCore m5-6Y54を搭載する 同一モデル名の製品が販売されていました。
上記の公式サイトを参照すると、サイズとポート類の構成は従来モデルと同じですので、CPUをN100に変更(あわせてマザーボードなども変更)しての販売です。
BMAX Y13 Pro、13.3型 YOGAスタイルPCが Core m5-6Y54を搭載しリニューアル。Y13より高コスパ
CPU | Alder Lake-N N100 |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB LPDDR5 |
ストレージ | 2280 サイズ SATA M.2 512GB SSD |
ディスプレイ | 13.3インチ、解像度 1920 x 1080、IPS、タッチパネル |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB Type-C x 2 (フル機能とデータ専用) |
バッテリー容量 | 10000mAh/3.8V |
サイズ | 307.5 × 208 × 14.7mm、1.25kg |
OS | Windows 10 Home |
その他 | アルミ製ボディ、バックライト付キーボード |
上表では従来モデルからスペックアップした事項に黄色網掛けしていますが、従来モデルからの変更事項は、以下の基本スペックのみです。
- CPUは Core m5-6Y54から Alder Lake N100に変更
- メモリは8GBから16GBに増量
- ストレージは256GBから512GBに増量
▼フル機能のUSB-Cとデータ専用のUSB-Cの構成、サイズも含めて、約4年前の従来モデルと同じです。横幅いっぱいに広がるキーボードのデザインはよいのですが、USB-A ポートを装備するなどの変化が欲しかったところです。
▲英語キーボードのみの設定であり、かつ Enter キー右に PageUpなどの一列があります。これは以下の記事に記載の方法にて無効化できます。
Windows 11でも有効、英語キーボードのEnd/PgUpキーなどの右一列を無効化する方法
▼イメージ画像ではベゼル幅が かなり狭いように見えますが、中国ブランドのPCの場合、狭く見せることが多いために注意が必要です。実際には 画面占有率は 81.7%と一般的なベゼル幅(あるいはやや太め)です。
まとめ
約4年前の2020年に発売の筐体に、CPUを変更しての販売となる「BMAX Y13 Pro」。当時は、Jumper / CHUWI / BMAXなどの新興中国ブランドの製品は、質感と価格面で優位性がありました。今となっては、Amazonなどの国内通販においても、マイナーブランド・販売店から同様の製品が多数販売されており、また、大幅な円安もあり、優位性も薄れてきたように思います。
「BMAX Y13 Pro N100 モデル」においては、USB-Aの搭載などの小変更は加えて欲しかったところ。私個人の希望としては、通常のクラムシェル型、アスペクト比 16 : 10の液晶を搭載する より安価な製品の発売です。
引用元・販売元
▼こちらは Amazonで販売の N100を搭載のミニPC「BMAX B4 Plus」。フル機能のUSB-C ポートを搭載し、N100 ミニPCのなかでは おすすめ製品の一つです。
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