Blackviewより、CPU(SoC)にUNISOC T615を搭載する Android タブレット「Blackview ZENO 1」が発売されています。8インチクラスとしては 8.4インチが主流ですが、本製品はジャスト 8インチ、上の画像のようにポップなオレンジの背面色(他にブラック、グリーンの設定あり)に、同色のスタンドが用意されていることも特徴です。
Blackview ZENO1のスペック
2025年8月16日現在では発売直後であるためか、Amazon サイトには明記されていないのですが、Blackview 公式サイトとAliExpress サイトには、フィルム・ケース・上の画像のスタンドが付属と明記されています。上の形状のスタンドは、他の製品においても ありそうでなかった物であり、特徴の一つと言えそうです。
CPU | UNISOC T615、8コア |
GPU | Mali-G57 MP1 850MHz |
メモリ | 物理メモリ 6GB + 拡張 12GB |
ストレージ | 256GB UFS |
ディスプレイ | 8インチ、解像度 1280 x 800 HD+、輝度 350nits |
WiFi、Bluetooth | WiFi 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.2 |
LTE | FDD :B1/B3/B7/B8/B20/B19/B28A/B28B、TDD : B40/B41 |
カメラ | フロント 8百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 6000mAh |
サイズ | 198.6 x 125.9 x 8.2mm、336.5g |
OS | Doke OS P4.2、Android 15ベース |
その他 | GPS搭載、ステレオスピーカー、Widevine L1対応 |
▼以下の画像に AnTuTu ベンチマークスコアは 323,607と記載されています。私はUNISOC T615の使用経験はないのですが、実際には約26万前後のスコアのようです。
8インチクラスで搭載事例の多い Helio G99のスコアは約40万ですが、26万 vs 40万の体感レスポンスでは、多少違いがわかるかどうかの相違です。UNISOC T615においても、普段使いでは遅さを感じることなく動作します。
Blackview Tab 60 実機レビュー、8.4型と同じホールド感の8.68型タブレット、2スピーカー搭載、Widevine L1にも対応
▲▼液晶の解像度がFHDの場合には 間違いなくおすすめの製品となるのですが、本製品は1280 x 800の解像度です。同社の解像度が近い端末としては、上の記事にて「Tab 60」を実機レビューしています。このなか、このクラスの解像度では動画視聴では影響ないものの、Web サイトなどの文字は多少 ドットが気になることがあります(気にならない方も多いと思います)。
Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた
▲▼動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応しています。製品紹介にロゴがある配信サイトには確実に対応しているのですが、以下の画像のとおり、Netflixにも対応しています。
▼2025年8月16日現在、Amazonの販売情報には明記がないのですが、公式サイトでは、フィルムのほか、以下のケースとスタンドが付属と明記されています。
▲タブレットスタンドの取付方法の明記はありませんが、自由に取り外すことができ 角度調整のほか、縦置きで使用することもできます。
まとめ
8インチ液晶の解像度は 1280 x 800であるものの、UNISOC T615、物理メモリ 6GB、ストレージ 256GB、LTE対応と、バランスのよいスペックの端末です。
大きな特徴は、オレンジの背面の色設定があること、および 付属する同色のタブレットスタンド。公式サイト情報では、フィルム・ケース・タブレットスタンドが付属とあり、ケースなどを探す手間を省けます。
▼2025年8月16日現在の販売価格は 20,900円。
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