Blackviewより、CPUに「UNISOC T310」を搭載する、8インチタブレット「Blackview Tab 6」が販売されています。2021年12月20日時点のAliExpressでの販売価格は 110.99ドル(約13千円)と安価な製品ですが、4コアでありつつも、UNISOC T310のAnTuTu ベンチスコアは約13万。
メモリ 3GBにストレージは32GB、LTE対応にGPS装備と、価格の割にはスペック・装備とも充実。12月20日時点では国内販売はありませんが、Amazonなどの国内通販で販売された場合には、人気製品となりそうな予感です。
Blackview Tab 6 実機レビュー、4コアCPUのベンチスコアは8コア超で機敏に動作、LTE接続も確認
引用元
Blackview Tab 6のスペック
この価格のタブレットとなると、CPUとディスプレイ以外にも、GPS未搭載、WiFiは 11a/acに未対応など、どこかにコストカットされたる製品が多いのですが、スペック・機能は比較的 充実しています。
CPU | UNISOC T310、4コア |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 8インチ、IPSパネル、解像度 1280 x 800 |
WiFi、Bluetooth | 11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | FDD:B1/B3/B7/B8/B20 |
カメラ | フロント 2百万画素、リア 5百万画素 |
バッテリー容量 | 5580mAh、USB Type-C |
サイズ | 207.6 x 124 x 9.45mm、365g |
OS | Android 11 |
その他 | GPS搭載 |
UNISOC T310は、4コアでありながらも AnTuTu ベンチマーク v7のスコアは 約13万(AliExpressのレビューコメントに、日本人の書き込みがあります)。2020年から 2021年上期にかけて、以下のタブレットなど UNISOC SC9863Aを搭載するタブレットが多く発売されましたが、これら(スコア 約11万)よりも高スコアです。
Webサイトのブラウジングや動画視聴、SNS関連のライトユースでは、特に遅さを感じることなく、普通に動作します。
▲▼上の画像に、Tab 6は 8インチのスマホ・タブレット・Kindleのいいとこ取りをしたようなイメージ図があります。下の各種ボタンなどの配置は、タブレットよりもスマホに近く、画面はタブレット・操作性はスマホと言えそうです。
外観
上下のベゼル幅はやや広めですが、リアカメラは5百万画素のシングルカメラでもあり、すっきりとした背面です。背面の色は、ブルー、ピーチゴールド、ブラックの3色展開ですが、製品紹介のイメージ画像でも多い 明るめのブルーには好感が持てます。
▼8インチ、横幅 207.6 mmのコンパクトなサイズであり、片手で何とかホールドできるうえに、コートのポケットにも収まりそうです。私は以前、7インチのタブレットを通勤電車で吊り革につかまりながら使用していましたが、8インチではやや厳しいでしょうね。
10インチのタブレットでは、通勤電車に座席に座っての操作は、両隣の方に気を遣いながらとなるのですが、8インチではその気遣いも軽減されます(あくまで私の場合です)。
▼厚みは 9.45mmと、格別に薄くもないのですが、カーブしたサイドでもあり、ホールド性はよさそうです。
▼こちらは実機の写真だと思いますが、派手さを抑えた さわやかなブルーの背面です。
まとめ、価格情報
安価なタブレットの場合には、どこかに妥協も必要ですが、カメラの画素数はさておき(Android タブレットは全般的にメモ書き代替としての装備)、4コアながらも普通に動作するCPUに メモリは3GB、LTE対応にGPS装備と、スペックを大きく抑えた部分もなく、バランスの製品のように思います。
製品紹介を見ると高校生を主なターゲットとしているようであり、また、上の画像のとおり、お子様向けにアレンジした派生モデルもあります。この派生モデルも含めて、Amazonなどで販売された場合には、人気製品となりそうな予感です。
▼2022年1月2日追記。実機レビュー記事はこちら。
▼2021年12月20日時点のAliExpressでの販売価格は 110.99ドル、約13千円。なお、AliExpressのレビューでは、日本人 数名のコメントもあり、心強いです。
▼Amazonでも販売となりました。
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