Blackviewより、CPUに8コアのMT8788、メモリ8GB+仮想 8GBの10インチ Android 13タブレット「Tab 10 WiFi」がリリースです。モデル名のとおり、LTE未対応のWiFi モデルとなりますが、256GBの大容量ストレージと7680mAhの大容量バッテリーをと搭載しています。また、アルミ製ユニボディ(アルミ削り出し)を採用し、435gと軽量であることも特徴とします。
Blackview Tab 10のスペック
「Blackview Tab 10 WiFi」のスペックは以下となります。上の画像の右上に記載がありますが、Blackviewの独自カスタマイズによるPCモードを装備していることも特徴の一つです。私の他のBlackviewのタブレットの使用感では、タスクバーの構成や分割した画面配置の移動など、Windows ライクに操作することができます。
CPU | MediaTek MT8788、8コア |
GPU | Mali-G72 MP |
メモリ | 物理メモリ 8GB + 拡張 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 10.1インチ、解像度 1280 x 800、明るさ 360nits、In-cell |
WiFi、Bluetooth | WiFi 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 対応 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 7680mAh |
サイズ | 212 x 124 x 8.4mm、338g |
OS | Doke OS P3.0、Android 13ベース |
その他 | アルミ製ボディ、デュアルスピーカー、専用ケース・スタイラスペン・保護フィルム付属、 |
CPU(SoC)のMediaTek MT8788は、タブレット・スマホでの搭載事例は多くなく、私は操作したことがないのですが、他サイトの情報によると、AnTuTu ベンチマーク v9のスコアは 21万前後。タブレットで搭載事例の多い UNISOC T618 / 616 / 606と比較すると、T606と同水準(あるいは、T606よりやや劣る)となり、Webサイトのブラウジングや、一般的な画質の動画視聴では遅さを感じない水準です。
▼惜しいのが10.1インチにして、解像度は1280 x 800であること。私の10.1インチのHD画質の使用感では、文字の粗さが多少気になります。
▼メモリは物理メモリ 8GB + ストレージから仮想的に割り当てる拡張 8GB、ストレージは256GBと、このクラスとしては大容量です。また、デュアルスピーカーにアルミ製の背面、スタイラスペンとケース付属と、機能なども充実しています。ただし、前述の液晶の解像度が、他のスペックとアンバランスなことが、やはり気になります。
まとめ
MT8788と他のタブレットでは採用事例の少ないCPU(SoC)を搭載し、また、LTEには未対応のWiFiモデルですが、メモリ 8GB + 拡張 8GB、256GBの大容量ストレージ、デュアルストレージに金属製の背面と、機能は充実しています(Widevine L1には未対応)。ただし、ディスプレイの解像度は1280 x 800のHD画質であることに留意ください。
▼2023年10月14日現在では「在庫切れ」の表示となっていますが、10月15日からセール開催との情報です。
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