国内外通販では、マイナーブランドも含めて CPUにAlder Lake N95 あるいはN100を搭載するノートPCが続々と販売されています。そのなかでも 特にコスパ度が高いと思われる製品が、今回紹介の「BiTECOOL」の15.6インチノート。メモリ 12GB、NVMe 512GB SSD、指紋認証を搭載し、2024年3月9日現在のAmazon 価格は、クーポン利用により 40,980円です。
スペック
メモリ 12GBと半端感があるものの、SSDはSATAではなく NVMe SSD、かつタッチパッドに指紋認証を装備し、OSはWindows 11 Proです。
CPU | Alder Lake-N N95、4コア 4スレッド、最大 3.4GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 12GB LPDDR5 |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe SSD(2280サイズ) |
ディスプレイ | 15.6インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C(フル機能)、USB-A 3.0 x 2、USB-A 2.0、HDMI |
バッテリー容量 | 未確認 |
サイズ | 未確認 |
OS | Windows 11 Pro |
実機レビュー、Alder Lake N95搭載 ミニPC「NVISEN AU01」。標準装備のM.2 SSDに加え、PCIe SSDを増設可能、快速・静音なミニPC
Blackview MP80 実機レビュー、N95 / LPDDR5 16GB RAMを搭載し快適に動作。デザインも秀逸な超小型ミニPC
▲N95を搭載するPCのレビューは、上の記事などで記載していますが、ゲームや映像編集などには向かないものの、Excelなどの在宅勤務・Web サイトのブラウジング・動画視聴ではサクサクと動作します。なお、ベンチマークスコアは 2018年に発売のミドルレンジからハイエンド寄りのノートPCへの搭載事例の多い Core i5と同水準です。
▼充電はUSB Type-Cですね。映像出力対応の もう一つのフル機能 USB Type-CにHDMI、USB-A x 3個に有線LANと、ポート類はフル機能なうえ、指紋認証も備えています。
▲ボディの素材の明記はありませんが、サイドの形状などを見ると樹脂製と思われます。表面のヘアライン加工が、好みの分かれるところでしょうか。
▼2つのお気に入りのURLでカスタマイズ可能とありますが、AI、Bing、Intel Unisonの3つの追加のクイックアクセスキーを備えています。
▲▼英語キーボードですが、以下のフリーソフト「Alt-IME」により、スペースキー両隣のAlt キーにより「英数・かな」を切り替えることができます。私の場合ですが、他の英語キーボードでは、慣れにより日本語キーボード以上に快適タイピングできています。
まとめ
N95あるいはN100を搭載するノートパソコンは、同スペック帯の2万円前後のミニPCとの比較において 割高感を感じていたのですが、本製品のAmazon 価格 40,980円は程よいもの。ノートパソコンにおいては他も同様ですが、実機を確認しないとわからないのが 液晶の明るさと色域です。大手ブランドの製品では、輝度や色域の表示があるものの、今回のOEMあるいは中国新興ブランドの製品の場合には、明記がありません。ただし、私のこの数年間の中国ブランド製品の使用感では、一定水準は確保しています。
なお、バッテリーにおいては、(一般的に)互換の代替品が販売されていないことにも注意が必要です。
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