Amazonで人気のCore i3-5005Uを搭載するミニPC「EZBox i3」。Gemini Lake クラスのミニPCよりもサクサクと動作するのですが、Amazonの価格は割高感があります。そこでおすすめしたいのが、Beelink U55。EZBox i3と同スペックで約15,000円ほど安く販売されています。この差額で、2.5インチ SSD 1TBを増設することも可能です。
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Beelink U55の概要
Beelinnkの製品は、Amazonも含めて日本国内では多く展開されていないため、知らない方も多いかと思いますが、海外通販サイトでTV BoxやMini PCを多く販売しています。その種類は豊富でエントリークラスからミドルレンジまで多様であり、私は以下のMini PCを所有しています。冒頭の製品のAlfawiseはBeelinkの別ブランドです。
Beelinkの製品の大きな特徴は、ボディや内部の造り込みがしっかりしていること。中国直販系のMini PCと異なり、アルミ製のボディで主張するものではありませんが、ヒートシンクやCPUファンとの連携、2.5インチのSSD / HDDの取付など、汎用パーツを組み合わせたものではなく、製品毎にしっかりと考慮されています。
▼スペックはイメージ画像がほどよくまとまっているため、そのまま搭載。最大幅 124mmの小さなボディに、M.2 SSDのほか、SATAの2.5インチ SSDも搭載可能です。
▲記載はありませんが、もちろん Windows 10をプレインストールしています。
▼Core i3-5005Uのレスポンスは以下の記事を参照。第5世代のCore i3と古いものですが、Gemini Lake N4100と比較すると著しい相違ではないものの、全てにおいてよりサクサクと動作します。Webサイト閲覧や文書編集、簡単な画像編集では全くストレスはありません。
▼他の多くのMini PCと同様に、HDMI x 2、USB x 5、有線LANと豊富なポート類。画像はありませんが、他の面にカードスロットもあります。
▼小さなボディにCore i3となるため、さすがファンレスではありませんが、銅製のヒートシンクに空流と冷却対応はしっかりと造り込まれており、CPUファンの爆音に悩まされることもありません。
Beelink U55の価格
ライバルとなるJumper EZBox i3のAmazon 価格は割高なため(AliExpressでもU55より割高の33,000円近辺)、AmazonのEZBox i3と海外通販サイトのU55を比較するのは望ましくないのですが、以下のとおり比較してみました。
▼EZBox i3の2月8日時点のAmazon 価格は、2,050円オフのクーポン適用により 38,950円
▼ストレージの容量は選択制ですが、EZBox i3と同容量(メモリ 8GB、SSD 128GB)のGearBestのU55の価格は、送料を加算して約27,000円。EZBox i3と約12,000円の価格差があります。この価格なら、2.5インチの1TBのSSDを追加できます(Amazonの2.5インチ 1TB SSDの事例はこちら)
▼こちらはAliExpressの事例。2月8日時点の価格は送料無料の24,117円。AmazonのEZBox i3より約15,000円安くなります。
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