Amazonにて、CPUに6コア 12スレッドのAMD Ryzen 5 5560Uを搭載するミニPC「Beelink SER5」が 33,915円でタイムセール中です(2024年9月21日現在)。メモリ 8GBとなりますが、Alder Lake N100を搭載するミニPCと大きく変わらない価格で、ワンランク上のPCを購入できます。
引用元・販売元
Beelink SER5のスペック
上の画像は内部のヒートシンクとファンの構成ですが、BeelinkのミニPCは エントリークラスの製品も含めて、冷却対応はしっかりしています。また、公式サイトやAliExpress サイトにて CPU温度が公開されており、本製品の場合は負荷をかけた場合にも 最大 75℃(私の実機レビューでは 60℃台後半)と よく冷えています。
▼セール対象モデルのスペックは以下です。
CPU | AMD Ryzen 5 5560U、6コア12スレッド、最大 4.0GHz |
GPU | AMD Radeon Graphics 6コア 1600MHz |
メモリ | 8GB DDR4-3200、空きスロットあり、最大 64GB |
ストレージ | 500GB M.2 PCIe 3.0 SSD、2.5インチ HDD / SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi 6E |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、USB Type-C、HDMI x 2、有線LAN |
サイズ | 12.6 x 11.3 x 4.2 cm |
OS | Windows 11(Proと思われます) |
以下の記事にて実機レビューした製品は、今回紹介の製品と同モデル名で CPU / メモリ / SSDの基本スペックは同じですが、映像出力ポートが異なる可能性があります。レビューした製品はHDMI x 2ですが、Amazon サイトには HDMI + DisplayPortとあります。
▲▼Geekbench 5のベンチマークスコアです。上のスコアはレビューした同型のRyzen 5 5560U、下はスコアは上の記事にて実機レビューのAlder Lake N100。シングルコア、マルチコアともにN100より高いスコアとなり、Web サイトのブラウジング・動画視聴・在宅勤務などではキビキビと動作します。
▼同モデルの実機レビュー記事より。レビュー機はCrucialのメモリを搭載していますが、セール品は他ブランドのメモリの可能性があります(同社の他のミニPCでは、同モデルでも販売・製造時期により メモリのブランドが異なる事例があるため)。なお、M.2 SSDは PCIe 3.0の製品ですので(PC自体がPCIe 4.0に未対応)、読み書き速度は 2500MB/s前後です。
▼レビュー機の映像出力は HDMI x 2ですが、Amazonの製品紹介では HDMI + DisplayPortとあります。ただし、Amazonのレビューコメントでは「HDMI x 2のモデルだった」とあり、製品を受領するまで明確でないとも思えます。
▼天板とサイドのパンチング版が 全体の質感を高めています。
価格情報
上の画像はこちらの記事で紹介のChrome 拡張機能を利用した Amazonの価格推移です。間違いなく 今回(2024年9月21日現在)の33,915円は底値です。なお、Alder Lake N100を搭載する同社の「EQ13(Amazonはこちら)」のタイムセール価格が 29,990円ですので、約4千円の追加出費で ワンランク上のPCを購入することができます。
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