MINISFORUM AtomMan G7 Pt、AMD Ryzen 9 7945HX / Radeon RX 7600M XTのミニPCが正式販売。強烈なベンチマークスコア、冷却対応もしっかり考慮

MINISFORUMより、CPUに AMD Ryzen 9 7945HX、GPUにRadeon RX 7600M XTを搭載するミニPC「AtomMan G7 Pt」がリリースされました。公式ストアにベンチマークスコアが掲載されていますが、ミニPCの範疇を超えるほどに強烈なスコアです。

モバイル向けの外付けグラボをビルトインし、付属のスタンドにより縦置きとして使用しますが、サイズは 268×153.5×61mmと高さがある一方で 厚みは抑えられています。

引用元・販売元

MINISFORUM Atom Man G7 PT、公式ストア

AtomMan G7 Ptのスペック

MINISFORUM AtomMan G7 PTがリリース、Ryzen 9 7945HX / Radeon RX7600M XT / PCIe 5.0 SSDを搭載のハイエンド ミニPC

上の記事にて、スペックを速報ベースで掲載しましたが、ピンク網掛けの箇所が変更となっています。セットモデルに搭載のSSDは PCIe 5.0 SSDとしていましたが、価格とのバランスを考慮してか、標準装備はPCIe 4.0 SSDとし、PCIe 5.0は空きスロットになっています。

▲▼Ryzen 9 7945HXの「CINEBENCH R23」のスコアは「シングルコア 1942、マルチコア 32449」。以下の記事にて、これまでレビューしたPCのスコアを一覧化しています。また、2つめの記事にて Ryzen 9 7940HSのPCをレビューしていますが、そちらのスコアは「シングルコア 1752、マルチコア 15601」。Ryzen 9 7945HXは断トツでトップです。

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▼Radeon RX 7600M XTでの「3DMark Time Spy」のスコアは 10,345。上記のRyzen 9 7940HS / AMD Radeon 780Mのスコアは 3,340。当然ながらも大きなスコア差があります。

▲▼Ryzen 9 7945HX、Radeon RX 7600M XT、上の画像のバランスモードにおいても「CPU 65W + GPU 120W」ともなると、発熱・内部の温度が懸念されますが、ファンを4個装備し 高負荷時においてもファン音量は 45dBと抑えられています。45dBは静かではありませんが、手元にあるPCでは Core i7-1360P ノートPCでの高負荷時と同様の音量です。

▼スタンドを除く本体のサイズは 268 × 153.5 × 61mm。グラボをビルトインしている割には、厚みは抑えられています。映像出力のHDMI / DisplayPort / USB-Cは、背面の上部に縦に並んでいます（電源ボタンとCMOSクリアは上に配置）。厚みが抑えられている一方で、USBポートを6個搭載と拡張性は十分です。

▼レッドのRGBライト（MINISFORUM UM780 XTX（レビュー記事はこちら）オフにできるはず）の面を除き、通風孔が多数あり、空流はかなりよさそうです。前面・背面のデザインはシンプルなものでよかったとも思いますが。

価格情報

2024年7月14日現在、MINISFORUM 公式ストアでは予約販売中、8月5日の出荷予定、価格は以下です。

• メモリ、SSD、OSなしのベアボーン価格は 172,780円
• メモリ 32GB、SSD 1TB、Windows 11のセット価格は 207,180円

価格のみを見ると高価ですが、Radeon RX 7600M XTをビルトインし、以下の同グラボ 外付けGPUボックスの価格が約10万であることを考慮すると、割安との認識です。

引用元・販売元

MINISFORUM Atom Man G7 PT、公式ストア

▼こちらは引用した Radeon RX 7600M XTの外付けGPU ボックス

GPD G1 国内正規版 外付けeGPU OCulink USB4接続対応 Radeon RX 7600M XT/8GB DDR6

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