
AMD Ryzen 7 Pro 6850Hを搭載するミニPC「AOOSTAR GT68」が、よい感じに仕上がっています。M.2 SSDを3基搭載可能、USB4とOCulink ポートを装備する拡張性に加え、AI 9 HX 370を搭載する上位の「GT37」と同じ金属製の筐体を採用していることもポイントの一つです。
AOOSTAR GT68のスペック

上の画像のとおり、M.2 PCIe 4.0 SSDを合計 3基も取り付けできることも特徴の一つです。ただし、1つは2230サイズとなります。また、以下のAI 9 HX370を搭載する上位のミニPCと同じ金属製の筐体を採用し、112 x 106 x 60mmのサイズにもかかわらず、CPUファンのほか、SSDの冷却用にシステムファンを装備しています。
AOOSTAR GT37、Ryzen AI9 HX370を搭載のミニPCが発売に。デザインのよい金属製 小型の筐体に OculinkとUSB4を装備
| CPU | AMD Ryzen 7 PRO 6850H、Zen 3+ アーキテクチャー、8コア16スレッド |
| GPU | AMD Radeon 680M |
| メモリ | 16GB DDR5 6400MHz オンボード、最大 32GB |
| ストレージ | M.2 PCIe 4.0 512GB SSD、2280サイズ PCIe 4.0 および2230 PCIe 4.0の空きスロットあり |
| WiFi | WiFi6E 対応 |
| Bluetooth | 5.2 |
| ポート類 | USB4、HDMI、DisplayPort、USB A 3.2 Gen 2 x 3、USB 2.0、OCulink ポート、2.5G 有線LAN x 2 |
| サイズ | 112 x 106 x 60mm、500g |
| OS | Windows 11 Pro |
▼私は Ryzen 7 Pro 6850Hの使用経験はありませんが、以下のCINEBENCH R23のマルチコアの指標(GMKtec M7の記事に掲載の情報より)からすると、普段使いでは十分。所有するPCでは、やや下位のCPUを搭載するミニPCにおいても、在宅勤務などではサクサクと動作します。


▲▼前面にUSB4とOCulink ポートを装備しています。上の記事は、私のOCulink ポートと外付けグラボ ドッキングステーションの使用事例です。OCulink ポート経由の外付けグラボはホットスワップには未対応であるものの、初期設定後は、PCとグラボ(ドッキングステーション)の電源が連動し、便利に使用しています。


▲▼上の画像のとおり、底板側のCPUファン・大きなヒートシンク、天板側のシステムファン、両サイドの大きな通風孔と、空流・冷却対応がよさそうな筐体です。なお、M.2 SSDの換装・増設においては、システムファンを取り外す必要があります。

価格情報
2025年11月20日現在のAmazon 価格は、クーポンの利用により 59,900円。以下の競合する製品と比較すると、割安感は薄れますが、M.2 SSDを3基 取付可能、個人的にはデザインの良さに惹かれます。
- GMKtec M7、メモリ 32GB / SSD 1TB モデルは 62,720円(Amazonはこちら)
- GMKtec M7、メモリ 16GB / SSD 512GB モデルは 51,730円(Amazonはこちら)
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