ALLDOCUBEからリリースされた 10.5インチのAndroid タブレット「X Neo」。従来版の「X」と同様に、2.5K 解像度のAMOLED パネルを採用しLTE対応となりますが、CPUを6コアの MTK8176からSnapdragon 660に変更したことが大きなポイント。
また、2020年6月18日時点の従来版の「X」の価格は232.72ドル(AliExpressのサマーセール)となりますが、Banggoodのプレオーダーセールでは、キーボード・ケースとフィルムが付いて 229.99ドル。特別セールでの安さもありますが、実質的には値下がりとみています。
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スペック
ALLDOCUBEのタブレットとしては珍しく、CPUにMediatekではなくSnapdragonを搭載し、2.5K 解像度のAMOLEDバネルであることが大きな特徴のX Neo。そのスペックは以下となります。
CPU | Snapdragon 660、8コア、最大 2.2GHz |
GPU | Adreno 512 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB / 128GB |
ディスプレイ | 10.5インチ、AMOLED パネル、解像度 2560 x 1600 |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
LTE | 対応、2 x Nano SIM |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 3.8V/8000mAh,30.4Wh、18W QC3.0 Fast Charger |
サイズ(本体) | 243.68 x 173.14 x 6.9mm、497g |
OS | Android 9.0 |
その他 | 背面はアルミ製 |
ALLDICUBEの10インチクラスの主要なタブレットのAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは以下。M5 X以外は、ALLDOCUBEの製品のスコアではなく、一般的な他の端末のものです。
- 「X Neo」に搭載のSnapdragon 660(8コア)は約14万
- 「X」に搭載のMTK8176(6コア)は約10万
- 「M5X」に搭載の MT6797X (Helio X27、10コア)のスコアは約10万
私のMTK8176とMT6797Xの使用感では、MTK8176がより機敏に動作します。X NeoとXのスコア差 約4万では、また、同水準のスコアのスマホ(Huawei P30 lite)を使用する範囲では、Xとの体感レスポンスの相違を感じとれるか微妙なところ。Webサイト閲覧やSNSなどのライトユースでは、超サクサクとは言わないまでも、遅さを感じることなく動作します。
▼引用したMTK8176搭載のTeclast M89、MT6797X (Helio X27)搭載のALLDOCUBE M5Xの実機レビュー記事はこちら。
▲手元にある ALLDOCUBE、Teclast、CHUWIのAndroid タブレットでは、ディスプレイの色合いなどに多少のクセがある製品もあります。ただし、たまたまかもしれませんが、ALLDOCUBEのタブレットは比較的 自然な色合いで良好。AMOLEDパネルでもあり、期待を大きく裏切ることはないと思います。
外観
Androidタブレットの場合、製品毎にデザインが大きく異なるものではありませんが、アルミ製の背面であることも含め、ボディの構成は、ALLDOCUBE、Teclastなどの他の中国ブランドに多いデザイン、ポート類の配置です。
▲ポート類やスピーカーの配置をクローズアップした画像はないのですが、上の画像で垣間見ることができます。スピーカーの位置は横持ちでの左右にあり、充電のUSB Type-Cは左サイド、電源・音量ボタンは右サイドにあります。
▲ALLDOCUBEの漢字のロゴが中央にあります。以前の同社の製品では、このロゴが大きく目立つこともありましたが、当製品では控えめになっています。上の部分の色が異なりますが、そちらはプラスチック製。
専用キーボード
専用キーボードケースも用意されていることも特徴の一つ。Banggoodの製品紹介では、タッチパッドとの記載もありますが、掲載のイメージ画像ではパームレストと同化しているのか、それらしきものは見当たらず、やや不安に。
▲本体の色に合わせた白のキーボード。英語キーボードですが、10.5インチともなれば、窮屈で入力しづらいこともないでしょう。
▲キーボードの接続部分は見えづらいのですが、キーボード上方の白いバーの中央に接続部分があるようです。
価格情報
2020年6月18日現在、Banggoodでは予約注文を行っており、当初の20個まではキーボード・ケース・フィルム付きで229.99ドルで販売しています。なお、冒頭に記載のとおり、従来版の価格は232.72ドル(AliExpressのサマーセール)となり、値下げの扱いと言えそうです。
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