最近、従来以上に高解像度のノートパソコンに興味津々の私。というのも、手元にある13.3インチの2.5K液晶のPhilPad、国内メーカーさんからお借りした4Kノートなど、一度 高解像度のディスプレイに慣れてしまうと、FHDクラスのディスプレイでは満足できなくなってしまいます。
そこで、以前はそれほど注目していなかったものの、今さらながらに魅力を感じているのが、ALLDOCUBEのKnote X。13.3インチの2 in 1、Gemini Lake N4100にメモリ 8GBと唯一のGemini Lake 高解像度ノートです。そのKnote Xが、キーボード別売りとなるものの、Banggoodで309.99ドルで販売されています。
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Knote Xのスペック
ALLDOCUBEの2 in 1としては、11.6インチのKnote 5 / Knote Go、新製品と思われるnuvisionがありますが(公式サイトを参照)、Knote Xはこれらの兄貴分と言える存在。そのスペックは以下となっています。
- CPU : Gemini Lake N4100
- GPU : Intel UHD Graphics 600
- メモリ : 8GB
- ストレージ : 128GB SSD
- ディスプレイ : 13.3インチ、IPS、タッチパネル、 2560 x 1440
- カメラ : フロント 2百万画素
- WiFi : 11ac/a/b/g/n
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : USB Type-C
- バッテリー : 5500mAh
- サイズ : 333.3 x 204 x 10.2mm、1.05kg
Gemini Lake N4100としては、メモリ 8GBであること以外は、SSD 128GBと並みのスペックですが、やはり 13.3インチ 2560 x 1440の高解像度であること、そして2019年7月7日時点のBanggoodの価格は309.99ドルと安価であることが大きな魅力。
惜しいのは、ALLDOCUBEのKnoteに多い傾向ですが、ポート類がUSB Type-Cのみであること。USB 3.0もしくは2.0が一つあれば、マウスの接続などに重宝するのですが残念です。
Knote Xの外観と機能
別売りのキーボードはブルーのバックライト付き。多くのSurface風 2 in 1と異なり、Knote Xのキーボードは角度調整式ではないようですね。
▼Surface風 2 in 1では、サイドが角張った製品が多いのですが、Knote Xはラウンドしており、デザインの一つの特徴となっています。また、背面にはロゴが一切なく、すっきりとしています。
▼別売りのキーボードに変則的なキーはありません。Enterキーの横一列があるものの、私の13.3インチクラスの使用感では、Enterキーをタイプする際に右横のキーを押下することもありません。
▼ポート類がUSB Type-Cのみであることが惜しい。ただし、さすがに電源は専用ポートになっています。
▼上左側にある電源ボタンと音量ボタン。両ボタンは左側にあるもの、右側にあるものと様々ですが、使い勝手に影響はないでしょう。
まとめ
リリースから半年以上経過したALLDOCUBE Knote Xですが、Gemini Lake搭載機が減少(Apollo Lakeへの変更)するなか、13.3インチ 2.5K解像度のGemini Lake N4100搭載機は貴重な存在。また、メモリが4GBではなく、8GBであることもポイントです。
▼2019年8月14日時点のBanggoodでの価格は309.99ドル。私が知る範囲では安値更新です。
▼こちらは別売りとなる専用キーボード。
▼同じく2.5K 13.3インチ液晶のPhilPadの実機レビュー。鮮やかできめ細やかな液晶は特筆すべきほどに素晴らしいのですが、CPUがApollo Lake N3350のため、レスポンスはやや劣ります。
▼こちらは13.3インチ 4K液晶搭載機の実機レビュー。
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