Android タブレットに搭載のCPUとしては ハイエンド寄りの、Helio G99を搭載する製品が幾つか販売されていますが、「ALLDOCUBE iPlay 50 Pro」もその一つ。
製品情報には、AnTuTu ベンチスコアが35万超とあり、Android タブレットに多く搭載される UNISOC T618よりも 10万以上もハイスコアです。 「ALLDOCUBE iPlay 50 Pro」は、スピーカーは2つであるものの、メモリ 8GBにUFS 2.1のストレージ、18Wの急速充電に対応と、バランスのよいスペックです。
ALLDOCUBE iPlay 50 Proのスペック
iPlay 50 Proのスペックは以下となります。
CPU | Mediatek Helio G99 (MT6789) 8コア |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB UFS 2.1 |
ディスプレイ | 10.4インチ、IPSパネル、解像度 2000 x 1200 |
WiFi、Bluetooth | 11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.2 |
LTE | FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB、TDD: B38/39/40/41 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 6000mAh、18W 急速充電に対応、USB Type-C |
サイズ | 248 x 157.8 x 8.4mm、466g |
OS | Android 12 |
その他 | 2スピーカー、GPS搭載、金属製ボディ |
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▲上のスペック表は、iPlay 50 無印版から変更となった事項に黄色網掛けしています。サイズの差が僅かですが、以下の事項でスペックアップしています。
- CPUは、UNISOC T618からHelio G99に変更。
- Helio G99のAnTuTu ベンチスコアは、iPlay 50 Proの製品情報では 35万超(UNISOC T618は20万台半ば)。このクラスでは遅さを感じずにキビキビと動作します。
- メモリは無印版の4GB あるいは6GBから8GBにアップ。
- ストレージは通常のeMMCより高速な UFS 2.1を搭載。
- バッテリー容量は同じですが、Pro版は18Wの急速充電に対応と明記あり。
- 上位のスマホと比較すると急速充電は控えめですが、大容量バッテリーのタブレットで急速充電に未対応の場合、充電に時間を要し、もどかしさを感じます。
Amazonのレビューを参照すると、以下のコメントがあり留意ください。Banggoodの販売ページでは、日本のか方の動画レビューが掲載されていますが、確かに画面が青いような気がします。
- 画面が青い
- 標準装備以外のホームランチャーを使用すると不具合が生じる
Alldocube iPlay 50 Mini、8.4インチ Android 13タブレットがリリース。UNISOC T606、FHD、Widevine L1対応にして 89.99ドルで販売中
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同CPUを搭載の「N-One NPad X」との比較
CPUにHelio G99を搭載する10インチクラスのAndroid タブレットとしては、以下の記事で紹介の「N-One NPad X」と「Redmi Pad」があります。
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後発の「N-One NPad X」と「iPlay 50 Pro」との比較では、両製品を販売するBanggoodの価格は「N-One NPad X」が 199.99ドル、「iPlay 50 Pro」が153.99ドル。約40ドルの差があるものの、私としては、以下の点において、「N-One NPad X」がおすすめです。
- 「N-One NPad X」は 4スピーカーを搭載に対して、「iPlay 50 Pro」は2スピーカー
- 「N-One NPad X」のバッテリー 8600mAhに対して、「iPlay 50 Pro」は6000mAh
- リアカメラは、「N-One NPad X」の20百万画素に対して、「iPlay 50 Pro」は 8百万画素
- 双方ともに金属製ボディですが、「N-One NPad X」はユニボディ(1枚の金属を削り出して加工)
- 「N-One NPad X」の10.95インチディスプレイに対して、「iPlay 50 Pro」は10.4インチ。厚みは 「N-One NPad X」が薄く、重量はほぼ同じ。
- 「N-One NPad X」のOSは Android 13
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