海外通販にて Ryzen AI Max+ 395を搭載するPCが販売中。アルミ製、デザインのよい筐体が大きな特徴 | Win And I net

海外通販にて Ryzen AI Max+ 395を搭載するPCが販売中。アルミ製、デザインのよい筐体が大きな特徴

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AliExpressにて、CPUにRyzen AI Max+ 395、オンボードメモリ 128GBを搭載する モンスター級のPCが販売されています。

スペックは国内販売の「GMKtec EVO-X2」とほぼ同じですが、上の画像のとおり、美しいアルミ製の筐体であることが大きな特徴です。また、前面と背面にUSB4 ポートを備え、外付けグラボを接続可能なOCulink ポートを備えています。

 

スペック

ほぼ同スペックのミニPCとしては、以下の「GMKtec EVO-X2」が販売されています。基本スペックについては、以下の記事も参照いただければと思います。

GMKtec EVO-X2が国内通販で販売開始。Ryzen AI Max+ 395,Radeon 8060Sを搭載する驚愕ミニPCのスペック

 

▼「GMKtec EVO X2」との大きな相違は、下表下の黄色網掛け部分。「GMKtec EVO X2」においても、海外通販ではメモリ 64GB あるいは128GBの製品が販売されていますが、本製品はメモリ 128GBの一択。

さらに、本製品は ドッキングステーションとの組み合わせにより、外付けグラボを接続可能な OCulink ポートを備えていることも大きな特徴です。

ただし、Radeon 8060Sは RTX 4070に匹敵しますので、外付けグラボの接続は不要とも思え、「GMKtec EVO X2」はこの判断により、OCulink ポートを未搭載なのでしょう。

 

CPU AMD Ryzen AI Max+ 395、16コア 32スレッド
GPU Radeon 8060S グラフィックス、40コア RDNA 3.5アーキテクチャ
AI NPU XDNA 2アーキテクチャ、50 TOPS、最大 126 TOPS
メモリ LPDDR5X 8000MHz 128GB オンボード
ストレージ(標準装備) M.2 2280 PCIe 4.0 SSD 1TB / 2TB / 4TB
ストレージ(拡張) M.2 2280 PCIe 4.0 SSD
WiFi Wi-Fi7、RZ717(MT7925)
Bluetooth 5.4
ポート類 USB4 x 2、USB-A 3.2 Gen2 x 3、USB-A 2.0 x 2、OCulink、HDMI、DisplayPort、RJ45 2.5G LAN、SD カードリーダー、3.5mm オーディオ
サイズ 190 x 192 x 55mm
OS Windows 11

 

なお、上の「GMKtec EVO X2」の記事からの抜粋ですが、AMD Ryzen AI Max+ 395 / Radeon 8060S グラフィックスのベンチスコアなど、主な指標は以下です。

  • CINEBENCH R23は「シングルコア 2,029、マルチコア 28,185」
  • Geekbench 6は「シングルコア 2,928、マルチコア 20,269」
  • 従来はクラウド上で対応していたAIの処理を、本製品のローカル環境で完結することができ、AI NPUでは50 TOPS、CPU + GPU + NPUの合計では 126 TOPSを実現
  • Radeon 8060Sは、RTX 4070と同水準のパフォーマンスとなり、高負荷となるAAA ゲームもプレイ可能

 

▼単純にCPU ベンチマークスコアのみをみた場合、以下の記事にて実機レビューの Ryzen 9 7945HXが より高いスコアです。

MINISFORUM BD795i SE 実機レビュー、16コア32スレッド Ryzen 9 7945HXを内蔵のマザーボード。CINEBENCH R23 マルチコアは驚愕の約33,000
今回レビューする製品は、MINISFORUMのMini-ITX マザーボード「BD795i SE」です。AMD Zen 4 アーキテクチャ  16コア 32スレッドのRyzen 9 7945HXをビルトインし、CINEBENCH R23 マ...

 

▼190 x 192 x 55mmとそれほど大きくない筐体ですが(「GMKtec EVO X2」と比較すると、縦横はほぼ同じ、高さは22mm 低い)、160mm幅のヒートシンクと2つのファンでの冷却です。

 

▼前面と背面にUSB4 ポート、背面にOCulink ポートを搭載しています。USB-Aも含めて、ポート類の配置のバランスはよいです。

▲▼以下は、私のOCulink ポート・ドッキングステーションの使用事例です。PCの電源とドッキングステーション・外付けグラボの電源が連動し、安定動作しています。

MINISFORUM DEG1 実機レビュー、アルミ製の高品質なOCulink 拡張ドック。ミニPCにおいて、外付けグラボが安定動作
OCulinkを装備するミニPC用の外付けグラボのボードとして、これまでは基盤むき出しの製品を使用していましたが、定評のある「MINISFORUM DEG1」を購入しましたので、使用感などを記載します。 先日のAmazon スマイル Sal...

 

価格情報

メモリ 128GBを搭載することもあり、国内販売の「GMKtec EVO-X2」よりも割高。これにより、おすすめする製品ではありませんが、参考までに価格情報を記載します。

AliExpressの以下のページなど、複数のショップ・ブランドから販売されていますが、ストレージなしの場合は 1,940.95ドル、SSD 1TBの場合には 2,021.03ドルでの販売です。後者の場合の円貨換算額は約28万円。

AliExpress、販売ページ

 

▼こちらは国内販売の「GMKtec EVO-X2」

GMKtec EVO-X2が国内通販で販売開始。Ryzen AI Max+ 395,Radeon 8060Sを搭載する驚愕ミニPCのスペック

 

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