もはや飽和状態とも言えそうな M4 Mac mni向けの周辺機器。私は周辺機器が出始めた頃にドッキングステーションを購入しましたが、その後 続々と多機能の製品販売となり 目移りしています。
このなか、機能・デザインともに大いに惹かれる製品が、上の画像の「ACASIS」の製品です。Mac miniと親和性のよいデザインに、DisplayPortを2ポート装備するうえに、M.2 SSDを2基搭載することができ、ソフトでのRAIDに対応しています。
引用元、販売元
ACASISの他の製品は Amazonにおいても販売されていますが、2025年7月2日現在、本製品はACASIS 公式サイトでの販売です。
特徴、機能
DisplayPort x 2 ポート、およびM.2 SSD 2スロットも含めて 8-in-1の構成です。なお、上の画像右下に 40Gbpsとありますが、ソフトウェアでのRAID 0での実現となります。
▼公式サイトから引用の仕様・機能は以下です。HDMI ポートを搭載するドッキングステーションが多いなか、DPポート、しかも 2ポートする貴重な製品です。
USB-A | 3ポート、転送速度 10Gbps |
映像出力 | DisplayPort 1.3 x 2ポート |
映像出力 解像度 | シングルディスプレイ 4K@144Hz、デュアルディスプレイ 4K@60Hz |
SSD | M.2 NVMe x 2スロット |
SSD 転送速度 | シングル 20Gbps、RAID 0 デュアル 40Gbps |
SSD 最大読み書き速度 | シングル 1600MB/s、デュアル 2800MB/s |
SSD 最大容量 | 16TB(8TB x 2) |
RAID サポート | RAID 0 / RAID 1 / Large |
TF&SD カードスロット | UHS-Ⅱ(312MB/s) |
電源供給 | 30W PD |
サイズ | 136 x 170 x 87mm |
なお、公式サイトでは、国内通販でも販売の「PULWTOP」「RayCue」「Satechi」のブランド名を明記したうえで、これらのブランドのドッキングステーションと比較表があります。これらのドッキングステーションは、以下の記事などで掲載しています。
M4 Mac mini ドッキングステーション、ORICO / Hagibis / Satechi / Raycueなど、7製品の特徴とまとめ
▼SSD以外のポート類の配置はこちら。カードスロットは上に備えています。M4 Mac miniは縦置きとなり、電源ボタンを押下しやすいよう、穴が繰りぬかれています。
画像ではわかりにくいですが、上の画像のUSB-A ポートの左と、下の画像の黒い部分は、M4 Mac miniに装備のポート類の配置部分です。
▲▼M.2 SSDは、上の右の画像 ACASISのロゴ側に縦に取り付ける仕様です。おそらくは円形の部分も含めてアルミ製であり、SSDの冷却も考慮されているように思います。
▲公式サイトにて、海外の方のレビュー動画が複数アップされています。レビュー動画を参照して、あるいは公式サイトを参照しての補足は以下です。
- 厚みのあるアルミ製筐体の質感は高い。
- 上の動画でPAID 0での速度も計測していますが、概ね、公式サイトでの公表値どおりの速度が出ています。
- 公式サイトには、ドッキングステーションでありがちな、WiFiとBluetoothの干渉(接続環境の悪化、速度下落)への対応も考慮の記載されています。
- M4 Mac minlの取付は、本製品の底板に置いたMac miniに外枠を被せたうえで、ネジでの取付、Thunderbolt 4ポートを接続するのみの簡単ステップです。
まとめ
2025年7月2日現在の、ACASIS 公式サイトでの販売価格は 179ドル(約26千円、送料無料)。価格のみを見ると他のドッキングステーションよりも高いのですが、アルミ製 かつデザインのよい筐体、DPを2ポート、SSD 2スロット(RAIDに対応)であることを考慮すると、この価格も納得です。
なお、公式サイトの製品タイトルは、ドッキングステーションではなく、ワークステーションの表記です。
引用元、販売元
ACASISの他の製品は Amazonにおいても販売されていますが、2025年7月2日現在、本製品はACASIS 公式サイトでの販売です。
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