
今回レビューする製品は、「Acasis」の10Gbps USB-C to RJ45 アダプターです。他の10Gbps USB-C to RJ45 アダプターと同様に、接続可能なPCはThunderbolt 3/4/5,USB4を搭載する製品となりますが、私はUbuntuで構築したNASで常用しており、M4 Mac miniやWindows 11 PCにおいても安定動作しています。
購入した 10Gbps USB-C to RJ45 アダプター
製品の概要、M4 Mac miniでの動作は以下の記事においても投稿しています。
M4 Mac miniに10Gbps USB-C to RJ45 アダプターを接続、連続使用においても安定動作
▼購入したのは以下のAcasisの製品です。国内通販ではなく、アリエクでの購入です。国内通販で販売の製品と比較するとヒートシンクが大きく(10G USB アダプターは、他の製品も同様に かなりの熱を帯びます)、AcasisはMac他の周辺機器を複数展開していることによる安心感もあります。為替レートによって変動しますが、2026年3月16日現在のアリエクでの価格は 約11千円。40Gbps対応のケーブルが付属し、注文から到着まで7日間と意外と納期は早かったです。
Acasis 10Gbps USB-C Ethernet Adapter
国内通販においても、数種類の10Gbps USB-C to RJ45 アダプターが販売されています。他の製品も同様かと思いますが、注意事項は以下の3点です。
- ヒートシンクは大きいものの、やはり使用中は熱を帯び、ヒートシンクを数秒触ると手を離したくなるほどです。
- 前述のとおり、MacやWindows PCなどの接続先ポートは、Thunderbolt 3/4/5、USB4となります。
- M4 Mac miniにて Thunderbolt 4ポートに他の機器を接続している場合、電力不足で動作しないこともありそうです。私は40Gbps対応のSSDケースを接続していたのですが、本アダプターの初回接続時に動作せず、SSDケースを外して本アダプターを接続、その後 SSDケースを接続することで、双方ともに認識・動作しています。
▼国内通販では決定的な製品を見出せていないのですが、販売事例は以下です。つい先日まで、ORICOのファン付きの製品がAmazonにて販売されていたのですが、3月16日現在では見当たりません(アリエクでの販売はこちら)。
▲▼Windows 11 PCに接続時の「デバイスマネージャー」の情報ですが、Marvellのチップです。Mac、Windows 11、Ubuntuともに、ドライバーをインストールすることなく動作しています。
ただし、製品の説明書には「Windows 11 PCでは、公式サイトからダウンロードしたドライバーのインストールが必要」と記載されています。ドライバーのダウンロード元は上の公式サイト、AQC113 チップのドライバーです。

HWiNFOの使い方、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフト。投稿数 約4万件のフォーラムも充実
▲▼フリーソフト「HWiNFO」の情報ですが、前述のとおり Marvell AQC113のチップです。なお、NAS用としてインストールしたTrueNASでは認識しませんでした。

▼10G イーサネットとして認識のうえ 動作しています。

外観
外観について記載します。付属品は 40Gbpsに対応のケーブル、ヒートシンクを兼ねたアルミ製の本体の質感は高いもの。ただし、前述のとおり、使用中にヒートシンクを触ると、数秒で手を離したくなるほどの熱を帯びます。
▼アリエクからの購入・中国からの発送でしたが、外箱の潰れなどは軽微なもの。


▼厚みのある緩衝材で保護されています。

▼付属品は40Gbpsのケーブルと簡易的な説明書。

▼40Gbps対応のケーブルはやや硬めで取り回ししづらいですが、程よい太さのしっかりとした物です。

▼外枠はアルミ製のヒートシンクです。他製品よりもサイズが大きいものの、前述のとおり かなりの熱を帯びます。

▼前面および背面の白い部分は樹脂ですが、外枠は質感の高いアルミ製です。

▲RJ45 10Gbps ポートには、通電・動作状況を示すインジケーターがあります。
▼前述のとおり、接続先PCのポートは Thunderbolt 3/4/5、USB4となります。

ブラウザでの回線速度の事例
自宅の10G ネット環境は以下です。当環境のもと、「Acasis」の10Gbps USB-C to RJ45 アダプターを利用した、Fastでの回線速度の事例です。
- Nuro 光 10G(公式サイトはこちら
) - 10G スイッチングハブを使用し、購入したアダプターはハブに接続
- 自分の部屋では、WiFi 7 / 10Gポートを装備のTP-Link ルーターをアクセスポイントとして使用
▲▼使用中の10G スイッチングハブはこちら。ファンを2個搭載していますが、かなりのファン音量であり、静音ファンに交換しています。

Mac

上の画像はM4 Mac mini、下の画像は M1 MacBook Airでの計測結果です。時間帯などにより速度は異なりますが、概ね 7Gbps弱~8GBps弱の速度が出ています。Windows 11 PC、Ubuntuも同様ですが、Web サイトの参照程度では、Nuro 光 2Gで契約時の100Mbps前後の速度と比較して 体感できるほどではないものの、大容量ソフトなどのダウンロードでは劇的と言えるほどに 速いです。また、いづれのOSにおいても安定動作しており、Ubuntuで組んだNASでは常時電源オンで使用しています。


Windows 11

以下の記事にて実機レビューの、USB4を搭載するミニPCでの計測です。

▼7.6GGbpsとM4 Mac miniと同程度の速度が出ています。文中で記載しましたが、ドライバーをインストールすることなく、Marvell AQC113の10G カードと認識のうえで安定動作しています。

Ubuntu

以下の記事にて実機レビューのUSB4を搭載するミニPCに、Ubuntuをインストールしての計測です。

▼ドライバーをインストールすることなく認識し安定動作していますが、速度は5.2Gbpsと MacとWindows 11 PCと比較すると控えめな速度です。現在のところ、ドライバーなどの設定を見直し中。なお、前述のとおり、UbuntuをインストールしたPCをNASとして使用、常時電源オンで使用していますが、この場合にも安定動作しています。





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