以前からやってみたかったことが、15.6インチ ポータブルモニターをモニターアームに搭載すること。ポータブルモニターに付属のスタンドケースも携帯にはわるくないのですが、自宅での長時間の使用にあたっては、しっかりとしたスタンドにモニターを搭載したいものです。
使用のポータブルモニターは 4K 解像度のVESA マウントのある製品、モニターアームは24インチクラス用の製品の流用ですが、この組み合わせでは高さがあわず、上の写真のようにモニターの映像を上下反転するとイメージどおりとなりました。
使用したポータブルモニターとアーム
使用したポータブルモニターは、以下の記事で実機レビューの「Dragon TouchS1 Pro」。15.6インチ 4K 解像度( 3840 × 2160)のVESA マウントを装備した製品です。さすがに、MacBookと比較すると、明るさや鮮やかさは控えめであるものの、一般的なWindows ノートと遜色ない表示品質です。
▼ポータブルモニターとしては珍しく、75mm x 75mmのVESA マウントを装備していることも特徴の一つ。モニターの厚みとの関係で仕方がないのですが、マウントがもう少し上にあると、冒頭の写真のようにモニターを上下反転する必要もなくなります。
一方のモニターアームは、以下の2018年5月に投稿の記事でレビューの製品。当時の価格で2,500円ほどの安価な製品ですが、さすがに4年も経過するとガススプリングのガスが漏れているのか、24インチのモニターを搭載すると 重みに耐えきれず、モニターが垂れてきます。24インチモニターではモニターが垂れてくることも、今回 15.6インチのモニターに置き換えた要因です。
▲▼私が使用した製品は在庫切れとなっていますが、同種の製品は 15.6インチで使用するには 机からの位置が高くなってしまいます(最初のアームに角度があるあため)。
モニターアームに搭載してみた
上の写真のように、モニターを上下反転・PC側も設定にて反転させると、机・目線との高さがあって作業しやすくなります。
▼こちらは通常での取り付け。位置が高さすぎて作業しにくい。
▼背面の様子。現在は2つめの画像のように、モニターを上下逆で使用しています。
新たに気がついたこと
15.6インチのポータブルモニターを24インチクラス用のモニターアームに搭載してみて、ポータブルモニター・モニターアームの新たな気づきは以下です。
- 軽量のポータブルモニターでは、アームのチルトなどが硬く調整しにくい。文中で掲載のモニターアームなど、通常のサイズの製品では 荷体重の下限が2kgとあり、1kg未満のモニターでは無理があります。
- ヘタったモニターアームでも、重さには耐えることができます。
- ポータブルモニターでは、Mini HDMI ポートを搭載することが多いのですが、勢い余ってモニターを回転させ、Mini HDMI ケーブルの端子部分が折れそうになりました。
- Micro HDMI ケーブルの端子部分は何度か折ったことがあるのですが、Mini HDMIの場合も脆いです。
- 高さ・位置の調節には、増設・調整用のブラケットがあるとよいかも。
▲▼上の商品のような増設ブラケットがあると、高さ合わせのみならず、以下の記事で掲載の VESA マウントへのミニPCの併載にも役立ちそうです。
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