XIDU社の製品として、2.5K液晶の12.5 Laptop、YOGAスタイルの11.6 PhilBookと紹介してきましたが、今回は Surface風の2 in 1となるPhilPadの紹介です。
2018年3月に発売の機種となりますが、大きな特徴はSurface Proよりも一回り大きな13.3インチの2.5K解像度のディスプレイ。その他、キックスタンドを備え、CPUにApollo Lake N3350、メモリ 6GB、ストレージは64GB eMMCを搭載しています。
なお、5/11 23:59まで表示の価格から50ドルオフとなるクーポンをAliExpressより受領しています。詳しくは文末を参照。
参考、XIDU社の製品について
本題のPhilPadの概要に入る前に、今後の展開に大いに期待のXIDU社の製品について記載します。
XIDU社は中国 深センに本拠を置き、2017年に世界展開を始めたばかりの会社ですが、主に欧米での展開をメインとしているようです。
製品事例としては今回のPhilPadの他に、上記で紹介の12.5 LapBook、PhilBookがあり、11.6インチのPhilBookは米国でよく売れているようです(Amazon USAのレビュー数より推定)。
上記製品以外に惹かれるのが、14.1インチ YOGAスタイルのPhilBook Max(画像上)と12.5インチ 2.5K液晶のLapBook Pro。いづれもSSD搭載でメタル製ボディ。狭いベゼルにカッコよく仕上がっています。
LapBook ProはAliExpressサイトで近日発売となっていますが、気になる方は公式サイトを参照ください。PhilBook Maxも今後発売になるだろうと想像しますが、販促しだいではかなり注目されると思います。
▼こちらは PhilBook Max。YOGAスタイルの大型機としては、Teclast F6 Proがありますが(Teclast F6 Pro、1週間使用後のまとめレビュー。全部入りで使い勝手も上々)、F6 Proよりもスタイリッシュに感じます。
▼こちらは LapBook Pro。12.5インチの2.5K液晶はLapBookと同様。ヒンジの造りを参照すると、YOGAスタイルの可能性もあります。
▼参考までの、PhilBook Maxの販促動画です。
XIDU PhilPadのスペック
さて、PhilPadのスペックを記載します。海外のユーザーレビューを参照すると、CPUはApollo Lake N3450とあり、ベンチマークのスペック情報もN3450なのですが、AliExpressの製品情報と公式サイトではN3350とあります。おそらく、2018年3月の発売当初はN3450搭載でリリースし、後日 N3350に変更されたのでしょう。
- CPU : Apollo Lake N3350
- メモリ : 6GB DDR3
- ストレージ : 64GB eMMC
- ディスプレイ : 13.3インチ、IPS、10ポイント タッチパネル、解像度 2560 x 1440
- WiFi : 11ac/a/b/g/n
- Bluetooth : 4.0
- カメラ : フロント 200万画素、リア 500万画素
- ポート類 : USB Type- C (電源兼用)、USB 3.0 × 2
- バッテリー : 7.4V/10000mAh
- サイズ : 337 x 200 x 15mm (キーボード込み)、重さ 約1kg(本体のみ)/ 約 1.4kg (キーボード込み)
- ボディはメタル製
- キックスタンドは125度まで可変
- キーボード付き
ストレージは64GB eMMCの固定となり、他のSurface風 2 in 1と同様にSSDへの換装はできないのですが、Apollo Lake N3350にメモリ 6GBと、Apollo Lake機によくあるパターンのスペックです。
ここでの特徴は、12.5 Laptopと同様に 2560 x 1440と高解像なこと。同じく 13.3インチの2 in 1としては Chuwi CoreBookがありますが、CoreBookは1920 x 1080どまりです。
また、電源兼用のUSB Type-Cに加え、USB 3.0を2つ装備していることも使い勝手のよさに貢献しています。ただし、大型のSurface風 2 in 1の場合、他社の製品も同様ですが、本機の場合にはキーボード込みで約1.4kgとなり、クラムシェル型と同等の重さ、あるいはやや重くなっています。
外観と機能性
▼解像度は2560 x 1440。前述のとおり、13.3インチの2 in 1としては Chuwi CoreBookがありますが、CoreBookの解像度は1920 x 1080。
▼イメージ画像ではキーボードの詳細を確認できないのですが、海外のユーザーレビューを参照(後段に添付あり)したところ、打鍵感・打鍵音の静けさともに良好。ただし、Surface風特有のタイピング時のたわみも少なからずあるかと思います。
▼▲本家 Surfaceと同様に付属のキーボードの角度は調整可。キックスタンドは125度 可変できます。
▼電源兼用のUSB Type-Cに、USB 3.0 × 2のポート類。キックスタンドの裏側にはMicro SDスロットがあります。ポート類が右サイドに集中していますが、できれば左サイドにUSBポートが一つ欲しかった。
▲サイド・背面はアルミ製です。
▼レビュー動画の参照では、マグネットによるキーボードの取付もスムーズ。電源・音量ボタンは上方にあります。
▼価格はポンド表示となっているため、英国の方かと思いますが ユーザーレビュー動画です。IPSパネルの視野角も広く、キーボード・タッチパッド・タッチパネルの操作感、キーボードの背面処理を確認できます。
まとめ、PhilPadの価格情報
本家のSurface Proよりも一回り大きな13.3インチのPhilPad。CPUをApollo Lake N3350、ストレージをeMMC 64GBとして価格を抑えています。キーボード込みでは、クラムシェル型と同等の約1.4kgと重くなりますが、タッチパネル付きの13.3インチ Surface風で400ドル前後の機種としては唯一の存在です。
▼AliExpressの価格は、画像では427.49ドルとなっていますが、2019年5月6日時点のセール価格は381.89ドル。
5/11 23:59まで、50ドルオフのクーポンをAliExpressより受領しています。
▼こちらが、50ドルオフのクーポン対象製品。画像は一部抜粋ですが、200ドル以上の製品においては表示の価格から50ドルオフとなります。
▼クーポン適用は下のリンク先からアクセスすると、以下の画像が表示されますので、「Get coupon now」を押下することで完了。利用期間は5/11 23:59まで。
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▼AliExpressの利用方法はこちらの記事を参照。
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