CPUに Jasper Lake N5095を搭載し、Core i5-5200U相当のベンチマークスコア・体感レスポンスとなるミニPC「TRIGKEY Green G2」。メモリの空きスロットを備えていますので、Windows 11への更新に続き、メモリ 8GBから16GBに増量してみました。
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TRIGKEY Green G2のメモリ増設過程
標準装備のメモリは、上の画像(フリーソフトの「HWiNFO(関連記事はこちら)」から抽出)のとおり、CrucialのDDR4-3200 / 1600MHZを搭載しています。できれば、以下の同規格での増設が望ましいのですが、手元になかったために 低クロックのメモリを使用しました。
▲メモリ単品では決して安くないですね。この意味でも、約2万円ちょいの「TRIGKEY Green G2」のコスパの高さをうかがい知れます。
▼ネジに接着剤が付いていますので、初回は外しにくいのですが、裏面の4隅のネジを外すと底板が開きます。
▼こちらは標準装備のCrucialのメモリ 8GB
▼手元に同規格のメモリがなかったため、低クロックの8GB メモリ 2枚を取り付けました。
▼ポン付けでメモリ増設・換装は完了。ちなみに、左のシルバーのものは、2280サイズのM.2 SATA SSDのヒートシンクですが、発熱の少ない SATA SSDにヒートシンクが標準装備されていることは珍しいです。
▼別の角度より。
メモリ増設後のシステム情報、ベンチマークスコア
続いて、メモリを8GBから16GBに増設後のシステム情報、ベンチマークスコアを記載します。以下の記事のとおり、Core iシリーズやAMD RyzenのGPU統合チップのメモリ増設・デュアルチャネル化では、GPU系のベンチマークスコアがアップするのですが、今回試したところでは メモリ 8GBとスコアは同水準です(デュアルチャネル化でスコアアップしていない理由の深追いはしていません。オリジナルのクロック数が高い影響かも)。
▼当然ながらも 実装 RAM 16GBとあります。
▼フリーソフトでの確認。中央の「Mode」に Dual-Channelとあります。
▼ドラクエベンチマークスコア。上はメモリ 8GB、下はメモリ 16GBですが、誤差の範囲で同じです。
▼メモリ 8GBでの、その他のベンチマークスコアはこちらの記事を参照ください。
▼Banggoodの価格情報。
メモリ 8GB / SSD 256GB版は、クーポン「BGJPMNTR67」の利用により 189.99ドル。メモリ 16GB / SSD 512GB版は、クーポン「BGJPMNTR68」の利用により 259.99ドル
コメント
はじめまして。いま新しいPCを探して「TRIGKEY Green G2」にたどり着きました。
現在のPCはCPUに「i3 3120M」、メモリ8GBの古いノートです。
お聞きしたいのですが、この機種はGoogleマップの3D表示で、マウスでグルグルさせたり、サーッと飛行するように描画させた時など、カクカクしたりCPUが100%になってしまう性能でしょうか?うまく説明できずすみません。
また、YouTubeの8K動画(例えば「Japan in 8K 60fps」)は、画質「4320p60 8K」「2160p60 4K」で問題なく再生できる性能でしょうか?
もし分かれば、よろしくお願いします。
「Googleマップの3D表示」を試したところ(Windowsの更新など負荷のかかっていない状態で)、カクカクする現象もなく、
CPU使用率は最大 50%程度にとどまっています。
また、「Japan in 8K 60fps」の「2160p60 4K」では再生できますが、「4320p60 8K」はCPU使用率が100%となり困難です。
「4320p60 8K」クラスでは、こちらで紹介の同ブランド上位機種がいいように思います(同水準のCPUを試していませんが)。
試してくださりありがとうございます。
Googleマップの3DはそのくらいのCPU使用率で済むんですね。
現在のPCは「1080p60 HD」でCPU使用率が80%ほどだったのでこの機種で問題なさそうです。Core i3の「Speed S1」もこれよりGPUが良くていいですね。ありがとうございます。