Teclastより、Gemini Lake N4100、メモリ 8GB搭載の14インチ ファンレスノート「Teclast F7 Plus」が新規リリースです。
グレイの配色と光る背面のロゴ、横幅いっぱいに拡がるキーボードなど、人気のChuwi LapBook SEと似ている雰囲気を醸し出しており、海外サイトにも記載がありますが、これはほぼ間違いなくChuwi LapBook SEと同じODM元の製造でしょう。イメージ画像の構成もよく似ていますし。
つまりは、LapBook SEの13.3インチディスプレイを一回り大きくし、メモリを4GBから8GBへ増量した製品と思っていただいてよいかと思います。今回はこのTeclast F7 Plusのスペックと特徴を速報ベースでお知らせします。
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Teclast F7 Plusのスペックと特徴
本来はChuwi LapBook SEとじっくり比較したうえで、両機が同じODM元の製造であることを確認したいところですが、単体のスペックです。
なお、ODM製造元は韓国と推測する海外サイトもあり、Chuwi LapBook SEのサイドや内部のミドルフレームの造り込みが、これまで目にした中国製PCと異なるので、韓国製である場合にはしっくりときます。
WiFiなど、細かい仕様は情報不足ですが、GearBestサイトから抜粋の仕様は以下のとおり。
- CPU: Intel Celeron Gemini Lake N4100
- GPU: Intel UHD Graphics 600
- メモリ: 8GB DDR4
- ストレージ: 128GB SSD (M.2、ユーザーにて大容量のSSDに換装可能)
- ディスプレイ: 14インチ IPS、解像度 1920 x 1080 (FHD)
- WIFI: 802.11 ac
- ポート類: USB 3.0 × 2、Mini HDMI
- バッテリー: 6500mAh
- サイズ: 33.10 x 22.00 x 0.70 cm(厚みは最薄部)、重さ 1.5kg
Chuwi LapBook SEよりも価格はアップしますが、LapBook SEよりも優位な点は以下です。
- メモリが8GBであること(LapBook SEは4GB)
- ディスプレイが14インチであること(LapBook SEは13.3インチ)
- ベゼル幅がより狭いと思えること(イメージ画像と異なることも多いので「思える」としています)
以下、イメージ画像での補足です。
▼ベゼルの端の処理がカーブしていることもLapBook SEと同じ。キーボードのサイド面の下に向かって絞り込んでいる処理も同じです。
▲▼こちらのChwui LapBook SEの実機写真を見ると、ほぼ同じ構成であることがよくわかります。
▼横幅いっぱいに拡がったキーボード。LapBook SEのタイピング感はかなりよいので、期待できます。
▼Teclast初(?)のバックライト付のキーボード。キーの配置もLapBook SEと同じに見えます。
▼M.2 SSDは種類が豊富な2280サイズとなります。SSDは128GBですが、ユーザー側でより大容量のSSDに換装可能です。
▼背面のロゴは光るタイプですが、ディスプレイ下のベゼルにTeclastのロゴがあるのは同社他製品と同様。このロゴはないほうがスッキリするのですが。
▼TeclastのFacebookに動画がありました!
まとめ
やはりどうみても、Chwui LapBook SEと製造元は同じとなるTeclast F7 Plus。LapBook SEの人気度から、Teclast F5を上回るの人気の製品となりそうです。
以下はGearBestの製品情報ですが、2019年1月6日時点ではプレセールとなっており、出荷は1月22日より。
価格は379.99ドルとなっていますが、LapBook SEの最多価格 279.99ドルをベースとした場合、メモリ 8GBとディスプレイサイズの相違を考慮すると、大規模セール時には330~350ドルとなると予想します。
▼GearBestでの販売情報。プレセール段階で170個売れており、販売のペースは速いように感じます。
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