1万円ちょいの安価にもかかわらず、8インチ・IPSのOGSスクリーンにFHD、メモリ2GB、アルミ製ボディのTeclast P80 Pro。我が家の新大学生が通学電車内でのレポート編集作業用として快適に使用しているようですが、そのP80 Proの特徴そのままに、10.1インチのAndroidタブレット「Teclast A10S」がリリースされています。今回はそのA10Sの概要を確認してみました。
なお、価格は文末に記載しましたが、Geekbuyingではかなりの割引率となっていますが、その割引も本日2018/6/3まで。今後の各通販サイトでの割引に期待します。
Teclast A10Sの概要
コスパ度では、Teclast P80 ProはAmazon Fire HD 8に対応できうるものと思っているのですが、とするとA10SはFire HD 10に対抗できそうな予感。
そこで、Teclast A10S / P80 Pro、Amazon Fire HD 8 / HD 10のスペックを比較してみました。
※ 重量については、Gearbest / Geekbuyingともに間違い?と思われる1kg前後との記載があったため、未確認としています。
それぞれの端末で優位な事項を黄色網掛けしています。冒頭のとおり、Teclast A10Sの特徴はP80 Proと共通点が多いのですが、以下の特徴があります。
- Teclast A10S / P80 Proともに、FHD/IPS/OGS/10ポイントマルチタッチとディスプレイがエントリー機とは思えない構成に。
- エントリークラスのスマホ・タブレットのカメラ性能を期待すべきではないのですが、Teclast A10Sは前面200万画素・背面500万画素と優位。
- 中国メーカーのエントリー機では、メモリ1GBの製品も少なくないのですが、メモリ2GB搭載は安心。
- P80 Proはmicro HDMIポートを備えているのですが、A10Sにはなく残念。
- Teclast A10S / P80 Proともに背面はアルミ製。
- AnTutuベンチマーク(v 7.0.7)のスコアは44713。同CPUのA10Sも同水準なのは間違いありません。エントリー機だけに高スコアではないのですが、3Dゲームなどの高負荷のアプリ以外は難なくこなせます。
▼ディスプレイサイズは異なりますが、P80 Proと同様の特徴を持つA10S。以下はGearbestさんよりサンプル提供いただいた端末でのレビューですが、参考になるかと思います。
▼P80 ProにあってA10Sにないのが、micro HDMIポート。他のイメージ画像では「Portable Video Player」としており、この点ではmicro HDMIポートがあるとさらによかったかも。
まとめ
今年に入り、ノートPCではF6 Pro / F7、Androidタブレットでは当機にP80 Proと元気なTeclast。全般的にTeclastの製品は、他の中国メーカー以上にコスパが高いのですが、このA10Sもエントリー機らしくないディスプレイとアルミ製ボディが特徴。おそらくは、近々にAmazonでも販売されると思いますが、海外通販の各サイトを含め、どれほどの人気・評価となるか楽しみな端末です。
▼Gearbestサイトの2018/6/3時点の価格は138.44ドル。いづれ以下のGeekbuying並みのセールを行うことを期待。
▼一方のGeekbuyingサイトの2018/6/3時点の価格は109.99ドルと大胆な値引きです。ただし、本日6/3でセール終了ですが。
▼Amazon Fire HD 8のコスパに負けていないTeclast P80 Proもおすすめ。
Teclast P80 Pro (Gearbest)
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