ミニPCやノートPCを展開する「NVISEN」より、インテル 第11世代のCore i7-1165G7を搭載する「MU-05」がリリースされました。従来機の「MU-02」との比較では、CPUは第10世代のCore i7-1065G7よりスペックアップし、Thunderbolt 4を装備、OSはWindows 11 Pro(MU-02は Windows 10)を搭載しています。
Banggoodの発売セールの価格は 599.99ドル(メモリ 16GB / SSD 512GB、2022年2月20日までのセール価格)。また、2月28日まで有効なクーポン利用により(文末を参照)、589.99ドルとなります。
スペック
詳細スペックは以下となりますが、標準装備のSSDにSATA あるいは PCIe 接続の明記はなく、また、PCIe SSDを搭載可能との記載もありません。このクラスとなると、SATA / PCIe M.2 SSDの双方に対応しているものと思います。
CPU | Core i7-1165G7、4コア 8スレッド、最大 4.7GHz |
GPU | Intel lris Xe GPU 96EUs |
メモリ | 16GB DDR4、最大 64GBまで増設可能 |
ストレージ | 512GB SSD、2.5インチ SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | 11b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB 3.0 x 4、USB 2.0 x 2、USB Type-C(Thunderbolt 4)、HDMI、Display Port |
サイズ | 12.8 x 12.8 x 4.3 cm、850g |
OS | Windows11 Pro |
その他 |
上表のスペックは上記リンク先のMU-02をベースとしたものですが、スペックアップした箇所に黄色網掛しています。スペックアップしたのは、CPUがインテル第10世代から11世代のCore i7-1165G7に、CPUに伴いGPUも変更、さらには OSはWindows 11 Proとなっています。
▼Core i7-1165G7のGeekbench 5 CPU ベンチマークスコアは、Single Core 1376、Multi Core 4494。従来機「MU-02」は Single Core 1258、Multi Core 4019ですので 順当なところですが、普段使いでは、体感できない差です。
ただし、Bangoodの2月18日時点の価格は、メモリ 16GB / SSD 512GBの場合、MU-05が559.99ドル、MU-02が 529.99ドルですので、30ドルの差なら MU-05がおすすめ。
外観
MU02とボディサイズも変わらないことから、ボディはそのまま流用です。12.8 x 12.8 x 4.3cmとコンパクトなボディですが、スチール製のために 850gとずっしり感があります。
▼映像出力は、HDMI、DisplayPort、USB Type-C (Thunderbolt 4)と3系統。HDMI x 2とする製品が多いのですが、DisplayPortがあると、私としては手持ちのディスプレイを活かせるために有難い。また、MU-02にはない、Thunderbolt 4を搭載していることも魅力の一つ。
▼背面にはCPUファンの形状の通風孔がありますが、その下にはパンチング版があるようです。
価格情報
繰り返しでの記載ですが、Banggoodでは 2月20日までクーポン利用により、メモリ 16GB / SSD 512GB版が559.99ドルで販売されています。従来版のMU-02が 529.99ドルですので、CPUの相違(Core i7-1165G7 vs Core i7-1065G7)、MU-05がThunderbolt 4を搭載していることを踏まえると、価格差 30ドルに見合うもの。
▼こちらの「MU04」もクーポンセール対象です。
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