Indiegogoのクラウドファンディングで人気だった「MINISFORUM DMAF5」が、AmazonとMINISFORUM 公式サイトにて販売開始となっています。ファンディングでの人気のポイントは、コスパに優れた4コア8スレッドのCPU AMD Ryzen5 3550Hと、NVMe 対応のSSDに対応していること。私が所有する UM300はSATA SSDのみの対応であり、より高速なNVMe SSDに対応していることは大きなポイント。
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MINISFORUM DMAF5のスペック
2020年11月16日時点でのAmazonでは11月25日に入荷予定となっていますが、既にレビューコメントが記載されています。「YouTubeの画面表示が少し遅延します」との書き込みがありますが、何かの間違いでしょうか。少なくとも、CPUが同水準のインテルのGPU統合型よりも性能はよいため、YouTubeでの遅延は考えにくい。
それはさておき、DMAF5のAmazon 販売モデルのスペックは以下となります。
CPU | AMD Ryzen 5 3550H、4コア8スレッド |
GPU | Radeon Vega 8 |
メモリ | 16GB DDR4(おそらく 8GB x 2のデュアルチャンネル) |
ストレージ | 512GB M.2 2280サイズ NVMe SSD、2.5インチ SSDを増設可能› |
WiFi | WiFi 6 AX200 |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB 3.1 x 4、USB Type-C、HDMI、DP、有線LAN x 2 |
サイズ | 127 x 127 x 48.2mm |
OS | Windows 10 Pro |
上のスペックは「Ryzen 5 3550H搭載で約45,000円のミニPC「MINISFORUM DMAF5」がIndiegogoで人気沸騰中 」にて掲載のものをベースとしていますが、修正点はOSがWindows 10 Proとなったこと(ファンディング情報の私の誤植?)。Amazon 販売モデルでは、メモリとSSDは大容量化されていますが、ベースは同じです。ただし、現時点(11月14日)では以下に留意ください。
- 標準装備のSSDはNVMe対応のPCIe接続、SATAの双方の記載あり。私としては、NVMe SSDが標準装備と判断します。
- メモリは16GB x 1、8GB x 2とも読み取れる記載ぶりですが後者と判断。
▼Amazonの製品紹介の文章では、メモリ・SSDの容量に曖昧な箇所がありますが、私の以下の画像により上記の1,2と判断。
▲体感レスポンスに影響する CPUベンチマークのうち Single-Coreは、インテル 第8世代のモバイル向けCPU Core i7-8550Uよりも優位です。また、GPU関連の3D Mark 11は、Core i7-8550Uと大きな差をつけています。このスコアであれば、メモリ 16GBとあいまって、Accessのやや重たい検索やクエリーなども問題なく動作し、軽めのゲームでもOKな水準。
▲▼私の以下のMNISFORUM PCの使用感・内部の状況としては、ケーブルの取り回し・結束などの細かいところも含めて配慮されており、DMAF5も同様でしょう。
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MINISFORUM DMAF5の価格
2020年11月16日時点のAmazonの価格は、クーポンの利用により 65,490円、さらに690ポイントが付与されるため、実質64,800円。一方のMINISFORUM 公式ストアは、メモリ 16GB、SSD 512GBとAmazonと同一条件の場合には、クーポン利用により569ドル(もしくは599ドルがクーポン利用後も価格かも)。送料は未確認ですが、送料込でも公式ストアがやや安くなっています(ただし、納期は遅い)。
▼こちらは公式ストアの情報。クーポン「C-3YBRY2PH2MYB」の利用により 30ドルオフとあります。
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