国内通販では Gemini Lakeを搭載する超小型PCの「CHUWI LarkBox Pro」や類似モデルが販売されていますが、海外通販のAliExpressでは Gemini Lakeの後継となる Jasper Lakeを搭載するモデル「ZX01」が存在します。
LarkBoxのサイズ 61mm角よりも若干大きな 72mm角となりますが、これに伴い HDMI ポートを2つ搭載など、ポート類はより充実。さらには Windows 11を搭載し、メモリ 8GB / SSD 128GBの場合には 192ドル、約23千円とお手頃価格です。
スペック
AliExpressでは複数の販売店から同モデルが販売されていますが、モデル名は「ZX01」となっています。メモリ 8GBはオンボードとなるものの、SSDは 128GB / 256GB / 512GB / 1TBから選択することができます。
| CPU | Jasper Lake N5105 |
| GPU | Intel UHD Graphics |
| メモリ | 8GB オンボード |
| ストレージ | 2242サイズ M.2 SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
| WiFi | 11a/ac/b/g/n（2.4GHz/5GHz） |
| Bluetooth | 4.2 |
| ポート類 | USB 3.0 x 3、HDMI x 2、有線LAN |
| サイズ | 72 x 72 x 45mm、190g |
| OS | Windows 11 |
| その他 |
Jasper LakeはGemini Lakeよりも ベンチマークスコア・体感レスポンスは大きく向上し、ワンランク、あるいはツーランク上の第5世代のCore i5-5200Uあたりと同水準となります。本製品と同水準の Jasper Lake N5095のベンチマークスコアなどは以下の記事を参照ください。
▼サイズは72 x 72 x 43mmと、縦横は一般的なミニPCの半分未満。
▼超小型のPCながらもポート類は充実。USB 3.0 x 3、HDMI x 2、有線LANポートを装備し、2.5インチ SSDを増設できないことを除いては、一般的なミニPCと比較しても遜色ない拡張性です。これほどポート類が多いと、ケーブル類をフルに接続した場合、本体がケーブルの重みで傾いてしまいそうです。実際、CHUWI LarkBoxがそうなのですが。
▼HDMIポートの横に USB Type-C ポートがありますが、こちらは電源専用。
▲▼こちらは「CHUWI LarkBox」の実機写真とレビュー記事。本製品よりも 縦横は9mm 小さいサイズですが、サイズの確認などに参照ください。スマホの横幅よりも小さいです。小さいが故に、小さなCPUファンでの高回転で冷却の風量し静かとは言えないのですが、本製品の場合もファン音量がやや気がかりです。
まとめ
Gemini Lakeを搭載の同種の超小型PCを購入候補としていた場合には、こちらのJasper Lake N5105のモデルをおすすめします。
レスポンスは向上し、メモリも8GB、価格も同スペック帯のミニPCと同水準、あるいは多少の割安感があります。
▼メモリ 8GB / SSD 128GBは 192ドル、約23千円。メモリ 8GB / SSD 256GB版は 210ドル、約25千円。SSD 512GB / 1TB版もあります。
▼こちらは引用した CHUWI LarkBox Pro。Gemini Lake J4125、メモリ 8GB、eMMC 128GBを搭載。
▼レビュー記事はこちら
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