先日のChuwi Lapbook Airの外観レビューに続き、本日は各種ベンチマークとシステム情報について記載します。
CPUには他の多くの中国製PCと同様にCeleron N3450を搭載するLapbook Airですが、同じCPUのJumper EZBook 3 Proと比較しつつの掲載です。
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※Geekbuyingさんよりお借りした機種でのレビューです。
Chuwi Lapbook Air (Geekbuying サイト)
Chuwi Lapbook Airのベンチマークスコア
▼2017年10月の記事「待望のChuwi Lapbook Air、海外動画に観るEZBook 3 Plusとの比較」より、基本スペックの再掲です。
最初に記載しますと、ベンチマークスコアは同じCPUを搭載するJumper EZBook 3 Proよりも低めとなっています。
TechTabletsさんの記事(Chuwi Lapbook Air First Impressions And Hands-On)によると、メモリは多くの機種で採用の1600Mhzではなく 1333Mhzであることが一因のようです。
▼ドラクエベンチマーク。Lapbook Air(上)のスコア 1701 重いに対して、EZBook 3 Pro(下)は2212 やや重い。
Atom Z8350搭載のChuwi Hi10 Proスコアが1357(Chuwi Hi10 Pro、ベンチマーク、Wifi速度、メモリ使用量の実測。Atom Z3775、Celeron N3450搭載機との比較)でしたが、体感的にはもちろん、Hi10 Proよりかなりキビキビしています。
▼Geekbench。こちらも、Lapbook Air(上)はEZBook 3 Pro(下)にややふるわず。
なお、OpenCLのベンチマークは、なぜか画面下にあるベンチマーク開始のボタンがディスプレイ下方に隠れてしまい実行できない状態に。CPUのみのベンチマークとなりました。
▼AnTuTu ベンチマークの結果も同様です。
Lapbook AirとEZBook 3 Proのスコアの差はどこで生じているのか。AnTuTuベンチマークの詳細です。詳しいことは不勉強なのですが、CPU Multi-Core他で差がでているようです。
▼eMMCの速度をCrystalDiskMarkで計測しました。Lapbook Airのみの掲載ですが、コストカットのため低速なeMMCを搭載しているEZBook 3 Proより優位です。ただし、EZBook 3 ProのeMMCが低速と言っても、HDDよりは遥かに十分速く、また、Lapbook AirのeMMCと比較して体感できるものではありませんが。
▼Wifi速度をSpeedtestにて計測。Lapbook Airのみの掲載ですが、ほぼ同時に計測したMacBook Air 11 mid 2011と同程度です。これだけ速度が出て入れば十分です。
Chuwi Lapbook Airのシステム情報
システム情報の気になるところを確認してみました。
▼Geekbenchで抽出した基本情報
▼Google Chromeのみ起動し、タブを18個開いている状態でのメモリ使用量。
8GB搭載のため、メモリ使用率は46%と良好。ただし、Lapbook Airとは関係ないのですが、Chromeで約1.4GBも使用しているのが気がかりです。1GBを突破したのは初めてのため、詳細を確認する必要がありそうです。
▼ストレージである 128GBのeMMCは、Winodws領域とData領域に分けてありました。
▼私個人の備忘替わりの掲載ですが、eMMCのメーカー・型番です。Jumper EZBookではコストカットのために低速のeMMCを搭載していための確認でした。
まとめ
Chuwi Lapbook Airのベンチマークスコアを、Jumper EZBook 3 Proと比較しつつ掲載しました。同様のスペックでありながらも、eMMCを除いてはJumper EZBook 3 Proがやや優位な結果です。ただし、文中に記載のとおり、体感できるほどのレスポンスの相違ではありません。なお、Chuwi Lapbook Air単体での体感レスポンス・使い勝手は別記事にて掲載予定です。
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▼Geekbuyingの販売サイト
Chuwi Lapbook Air
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