Amazonで販売のミニPC「BMAX B3」。CPUにインテル 第5世代のCore i3-5005U、メモリ 8GB、SSD 128GBを搭載し、4月13日時点のAmazonの価格は 28,099円(3,000円オフクーポンの適用後)。同世代のCPU Core i5-5250Uを搭載する「BMAX B5」も先行して販売されていますが、こちらは5%オフのクーポン適用により 30,357円。レスポンスはB3 / B5ともに同様ですが、SSDはB3が128GB、B5は256GBにして、価格差は2,258円となり、コスパの高さも同水準です。
BMAX B3のスペック
Amazonでの販売開始は2021年1月28日となっていますが、4月13日時点のAliExpressでは販売されていないモデルです。他ブランドの製品でも、海外通販サイトよりも日本のAmazonで先行販売されることが稀にあります。
CPU | Core-i3 5005U、2コア 4スレッド、最大 2.7GHz |
GPU | Intel HD Graphics 550 |
メモリ | 8GB DDR3 |
ストレージ | 128GB SATA M.2 2280 サイズ、2.5インチ SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、有線LAN、HDMI、Mini Display Port |
サイズ | 12.5 x 11.2 x 4.7 cm |
OS | Windows 10 |
その他 |
上のスペック表は、Core i5-5250Uを搭載の「BMAX B5」をベースにしたものですが、B3はB5のCPUを変更し、SSDを256GBから128GBとした構成。サイズは全く同じであり、BMAXの他のミニPCとボディを共通化(素材の相違や、僅かにサイズが異なる製品もあります)しています。
私はB3のCore i3-5005U、B5のCore i5-5250Uを搭載するミニPCとしては以下のCHUWIの製品を所有していますが、レスポンスに体感できるほどの差はなく、WebサイトのブラウジングやExcelなどのオフィスソフトではサクサクと動作します。
実際に、大学生の息子はオンライン授業や就活の面談などに、Core i3-5005Uを搭載のCHUWI GT Boxを使用していますが、レスポンスには十分に満足しています。
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BMAX B3の外観と機能
当サイトでは、BMAXのミニPCは 上位機のB4 Pro(4月13日時点では、おそらく終売)、エントリーモデルのB2 PlusとB2の3製品をレビューしていますが、いづれも同サイズのボディを採用し、コンパクトであることが特徴の一つ。
B4 Proのボディの素材はスチール、B2 PlusとB2は樹脂となっており、B3は価格帯とイメージ画像から、おそらくは樹脂だろうと思います。詳細は以下のB4 ProとB2 Plusの実機レビュー記事を参照ください。B3については、配色も含めて B2 Plusの記事が参考になるかと思います。
▼こちらは上の記事で掲載のB2 Plus 実機の写真。BMAXの大きな文字とロゴが気になる方もいるかと思いますが、しだいに慣れてきます。
▲ポート類は、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、有線LAN、HDMI、Mini Display Portと充実。Amazonの製品紹介では、2.5インチ SSD / HDDを増設可能とありますが、BMAXの他のミニPCの傾向では、接続ケーブルは付属していないと思われます。
まとめ
インテル 第5世代と旧世代のCPUを採用することにより、低価格を実現した「BMAX B3」。B3と同様に Core i3-5005Uを搭載するミニPCは複数販売されていますが、ミニPCのなかでもコンパクトな製品をお探しなら候補となる製品です。なお、実機を確認しないと評価できませんが、一般的にBMAXのミニPCは静音であり、本製品の場合もCPUファンが静かなことにも期待。
▼8月25日時点の価格は 28,551円、5%オフクーポンを適用可能とあります(オリジナル価格に対するものか、あるいは割引後の28,551円に対するものか未確認)
▼こちらはB5の詳細記事と販売情報
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