先日、実機レビューした「BMAX B2 Plus」。Gemini Lake搭載機では珍しくPCIe SSDも接続可能で、ビルトインスピーカーの音質もわるくない、意外性のあるミニPCですが、謎なことが「ファンありとしながらも静音」であること、そして2.5インチ SSDの接続方法(ケーブル)。この2点を確認すべく、マザーボードの取り外しを試みるも、はめ込みが固く挫折。今回はできない・わからない報告となり、役立つものではないのですが、参考情報として記載します。
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マザーボードの取り外しは挫折
ケースとマザーボードは、上の写真の4隅にある小さなプラスネジで固定されています。これらを外すとマザーボードは何とか外せるだろうと思いきや、(他のミニPCも同様な仕様であることが多いのですが)ポート類のケースへのはめ込みがしっかりしており、プラスチックのケースを湾曲させ、かなり強引に上に持ち上げないと外れない仕様になっています。
他のミニPCにて経験があるのですが、強引に外した場合には元に戻すのが大変なように思い、また、ポート類・ケースに傷がつくのは確実と思われるために、マザーボードの取り外しは挫折。以下の画像のように、背面にCPUファンがあるはずなのですが、その存在・構成を確認できずに終了です。
CPUファンがやかましい場合には、静音化したくもなりますが、負荷をかけた場合にも異様に静かなため、無理にマザーボードを取り出す必要性もないですし。
2.5インチ SSDの接続方法・ケーブルの仕様も確認できず
よくない意味で意外なことに、他のミニPCでは付属することの多い 2.5インチの接続ケーブルは、BMAX B2 Plusでは付属していません。Banggoodの担当さんに確認してみたのですが、「(おそらくはBMAXサイドで)販売もされておらず、販売する予定もない」とのことです。「ならばマザーボードを取り外して自分で確認を」と思ったのですが、上記のとおりマザーボードを取り外すことができずに、2.5インチ SSDの接続方法・ケーブルの仕様も確認できない状況です。
▼天板の背面には写真のとおり、2.5インチ SSD・HDDの取付用の枠がありますが、これを活かせず。
▲▼こちらの白い部分が接続ポートなのですが、接続部分はケース側のようです。マザーボードを取り出せないために、接続部分の仕様は確認できず。また、仕様を確認でき、適したケーブルが見つかった場合にも、ケースとの距離が近いために、ケーブルの取り回しに苦労しそうです。
▲▼2.5インチのSSDの取付は諦め、余っているPCIe SSDポートを活かしたほうが無難でしょう。ただし、発熱の課題や、BMAX B2 Plusでは、以下の Gen.3のPCIe SSDの性能をフルに活かすことができないこと(おそらくは速度の控えめなGen.2での接続となるため)に留意する必要があります。
▼BMAX B2 Plusの全般的な実機レビュー記事はこちら。
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